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ドイツ戦をベンチで見つめた守田英正「悔しかった部分はあった」

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日本代表MF守田英正(スポルティング)

 ワールドカップデビューに向けて準備は万端だ。左ふくらはぎの違和感で一時別メニューが続いた影響でカタールW杯初戦ドイツ戦を欠場した日本代表MF守田英正(スポルティング)が24日、報道陣の取材に応じ、コスタリカ戦への意気込みを語った。

 守田は今月14日のチーム合流以降、左ふくらはぎの違和感により別メニュー調整が続き、17日にUAE・ドバイで行われた国際親善試合カナダ戦への帯同を回避。その後の非公開練習ではフルメニューに合流していたというが、W杯グループリーグ初戦のドイツ戦はベンチ入りしながらも出番はなかった。

 ドイツ戦では守田とともにベンチスタートだったMF堂安律、FW浅野拓磨がゴールを決め、劇的な逆転勝ちの立役者となった。守田は「出ていない選手は悔しかった部分はあった」と葛藤ものぞかせつつも、自身の出番に向けて「途中から出場の選手がああやって結果を出したのはチームとして素晴らしいし、自分の番が来たときにああいうふうに準備していれば結果を残せるのは前例としてできた」と前向きに語った。

 ゴールの際には守田もベンチから飛び出して祝福に向かっており、意外なところで回復ぶりをアピール。「ちょっと気をつけましたけどね。ああいうので怪我したら馬鹿馬鹿しいんで」。冗談めかした表情は柔らかく、3日後に控えたコスタリカ戦での復帰に期待を感じさせた。

 コスタリカについては「細かい分析はまだできていない」と言いつつも、0-7で敗れたスペイン戦の映像から「相手が真ん中3枚になった時に対応が遅れる部分があったので、どういったフォーメーションで初期配置になるかわからないけど、僕がボランチで出るなら少し前に出たり、流動性を持ってやれば相手は嫌になる。守備と攻撃でフォーメーションを変えていっても面白い」と展望を語った守田。ターンオーバーの可能性もありそうなコスタリカ戦、ゲームメークも潰し屋も担える背番号13が帰ってくれば、試合の安定感は保たれそうだ。

(取材・文 竹内達也)

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