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3人で抱き合ったGK陣、団結語るシュミット「自然とヒーローに寄って行った」

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日本代表GKシュミット・ダニエル

 チームの一員として素直にうれしかった。劇的な逆転勝利で金星を挙げた23日のドイツ戦(○2-1)について「あの場にいれたことを幸せに思う」と振り返った日本代表GKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)は「日本のサッカー史にとって歴史的な1勝だったので、その場にいれたことがうれしかった」と素直に語った。

「試合の流れを一変させたゴンちゃん(権田)のプレーだった。それによってチームが勢いづいたのは間違いない」。GK権田修一が見せた後半25分からの4連続セーブを称えた一方、ドイツのゴールを守るGKマヌエル・ノイアーの姿も大きな刺激になった。

「ノイアーを見て感じたのは、どっしり構えていて、見ていて安心感があるなと。俺が安心しちゃダメなんだけど」と、報道陣の笑いを誘うと、「あれだけの経験をしてきた選手だから出せるたたずまいなのかなと思う」と実感を込めて言った。

 ドイツ戦の試合直後、ベンチから選手が飛び出し、ピッチ上で歓喜の輪が広がる中、権田とシュミット、GK川島永嗣の3人で抱き合い、喜ぶ姿があった。

ドイツ戦の試合後、ピッチ上で抱き合うGK3人

「試合前の練習が終わったとき、(GK陣に)だれもケガなく、追加登録がなくなったということで、この3人で大会を戦うんだと下田コーチを含めた4人で話して、『だからみんなで団結して戦おう』という話があった」。そう明かしたシュミットは権田に駆け寄ったときの心境について「ゴンちゃん(権田)のああいうパフォーマンスが勝利をもたらしたので、自然とヒーローに寄って行った」と笑顔で話した。

(取材・文 西山紘平)

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