beacon

初戦で0-7大敗…批判浴びるコスタリカ監督は日本戦へ「私たちは死んでいない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

前日会見に出席したコスタリカ代表のルイス・フェルナンド・スエレス監督とFWジョエル・キャンベル

 27日のグループリーグ第2戦で日本代表と対戦するコスタリカ代表のルイス・フェルナンド・スエレス監督とFWジョエル・キャンベル(レオン)が26日、前日会見に出席した。

 23日の初戦でスペインに0-7で大敗したコスタリカ。対する日本は初戦でドイツに2-1で逆転勝ちし、対照的なスタートとなった。スエレス監督は「日本は初戦でドイツに対して素晴らしいプレーを見せたし、勝利した。我々にとっても難しい試合になる」と指摘すれば、キャンベルも「日本は強いし、ドイツに勝って士気も高まっている」と警戒を強めた。

「我々にとって最後の重要な試合になる。勝ちに行きたい」。そうキャンベルが意気込んだとおり、コスタリカはもうあとがない状況だ。2連敗となれば、グループリーグ突破は絶望的。「可能性がある限り信じていきたい。まだ次に進む可能性はある。明日勝てば、まだチャンスがある」と必勝を誓った。

 初戦で0-7という歴史的な大敗を喫したことで、会見では地元メディアから厳しい質問が相次いだ。スエレス監督は「これをレッスンとして次の挑戦に生かすこと。繰り返さないことが大切だ」と力を込めると、「明日の試合では生まれ変わった姿が見れるのか」という質問には「生まれ変わる必要はない。なぜなら私たちは死んでいないからだ」と声を荒げて反論した。

 キャンベルもメディアからの批判的な質問に苛立ちを隠せず、「これはサッカーだ。明日も何が起こるか分からない。サウジアラビアがアルゼンチンに勝つとだれが思ったか。だれも思わなかったはずだ。これがサッカーだ。私たちは準備する。明日のピッチで何が起こるかは分からない。勝つか負けるかは分からないが、ベストなパフォーマンスをする」と語気を強めた。

(取材・文 西山紘平)

▶「FIFAワールドカップ」ABEMAで全64試合を無料生中継!ハイライト無料配信!
★日本代表など参加32チームの最新情報をチェック!!
2022W杯カタール大会特集ページ
★全64試合の日程&テレビ放送をチェック!!
2022W杯カタール大会日程&TV放送

TOP