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JFA反町技術委員長が代表監督選考に言及「JFA中間目標は2030年にベスト4。それを遂行できる方」

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反町康治技術委員長

 日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長が12日、技術委員会後に報道陣のオンライン取材に応じ、カタールW杯後の日本代表の監督人事に言及した。

 反町委員長は森保一監督の続投の可能性、オファーの有無、選任時期についていずれも「コメントできない」と述べた一方、「(監督に)求められる条件はたくさんある。どれがメインでどれがメインじゃないとかはなく、できればいろんなことを求めたい」と説明した。

 その上で「日本のサッカーを背負って立つ激しいプレッシャーの中で戦うわけだが、今回みたいに勝った負けたで日本のサッカーが大きく動かされることもある。慎重に日本のサッカーの今後を踏まえた上で、JFAは2050年には自国開催で優勝という目標を掲げている中、2030年にはベスト4に行きたいという中間目標もあるので、それを遂行できるような方。そのプロセスに向かって、上向きに、上昇気流に乗っていける方」と監督選考の基準を提示。「いろんな項目を挙げたらキリがないと思うが、できる限り項目を挙げて適任を選びたい。あるいはそれに足りないのであれば、こちらが要求していく。相互にキャッチアップし、追い求めていくような形をやっていければ」と考え方を明かした。

 またカタールW杯でベスト16に入った森保ジャパンについては「一定の評価は当然している」と反町委員長。「スタッフも寝る時間を惜しんで、一致団結して一体感を持って選手をサポートして、選手もそれに応えて、死力を尽くしてやった結果でここまで来られた」と述べつつ、「(W杯ベスト8という)新しい景色を見るということを目標としてやってきて、あと一歩だったが、その一歩が何かというところは反省材料の一つとして、次に向けての第一歩として、何が足りなかったのかを今後検証していく必要がある。そこはわれわれに課せられた大きな題目」と現実を見つめた。

(取材・文 竹内達也)
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