beacon

日本代表の新スローガン発表「夢への勇気を」JFA宮本恒靖専務理事は“関心向上層”増に手応え

このエントリーをはてなブックマークに追加

宮本恒靖専務理事

 日本サッカー協会(JFA)は9日、2023年からの日本代表スローガンが「夢への勇気を。(COURAGE for DREAM)」に決まったと発表した。

 JFAの宮本恒靖専務理事が同日、JFAハウスでメディアブリーフィングを実施。カタールW杯期間中に実施したSNS上の分析で「夢」「勇気」「奇跡」「元気」「希望」といったワードが多く観測されており、複数の候補から決まったと明かした。

 W杯後にJFAが独自に実施したアンケートでは「日本代表に関心が高まった」という関心向上層が大幅に増加し、「サッカー日本代表には人々を勇気づける社会的な意義を感じた」と考える人が72%に及び、Youtubeチャンネルでチームの舞台裏を発信する「Team Cam」が好評を博したという。これを受けて宮本理事は代表チームの発信について、次の3点にを強調した。

・カタール大会で増加したサッカー日本代表「関心向上層」の維持、コアファン化のために継続的なエンゲージメント活動に取り組んでいく。
・カタール大会を通じて、サッカーの“社会の公器としての存在意義が高まり、「夢」「勇気」がそれを象徴する言葉となっている。
・「Team Cam」のように選手・監督とファンとの距離を縮める施策が好意的に受け取られた。今後さらに進化させていく。

 またパートナーシップとの協力関係も「夢には仲間がいる。」をテーマに新たな取り組みを進めているという。宮本専務理事は「同時多発的にさまざまなコラボレーションを生み出しながらさまざまな仲間を巻き込んでいきたい」と意気込みを示した。

(取材・文 竹内達也)

TOP