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DF陣の顔ぶれ一変…22歳CB瀬古歩夢「自分が食い込んでいけるチャンス」

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日本代表DF瀬古歩夢(グラスホッパー)

 昨年9月のドイツ遠征に招集されながらもカタールW杯メンバー入りを果たせなかった22歳の日本代表DF瀬古歩夢(グラスホッパー)が、第2次森保ジャパンのセンターバック争いに名乗りを挙げた。「正直チャンスだと思っている。自分が食い込んでいけるチャンスだなと思ってるのでアピールしたい」と大いに意気込んだ。

 カタールW杯後の最初の活動となっている今回は、W杯4度出場の長友佑都、3度出場の吉田麻也、酒井宏樹といった最終ラインに君臨してきたベテラン守備陣が招集外となり、メンバーが大幅に入れ替わっている。22歳と若い瀬古もその1人。「競争に入っていかないといけないと思っている。どういったところを見せるかということを自分の中でイメージしていきたい」と話すように、具体的なアピール内容が明確にある。

 C大阪から22年1月にスイス1部のグラスホッパーに完全移籍。持ち前のビルドアップ能力に加え、屈強な体格の選手と競り合う中で強靱な身体を培ってきた。「後ろからの配球は見てほしいところですが、日本にいた時よりひとまわり対人守備で人にいく強さで成長しているという実感がある。そういうところも見せていけたらいい」。新たなスタートの場でアピールを誓った。

(取材・文 矢内由美子)


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