Jリーグから森下龍矢、川村拓夢、川崎颯太がA代表初招集!! 森保監督「実際にこの目で見極めさせてもらう」パリ世代の抜擢は7人目
日本代表の森保一監督が25日、6月のキリンチャレンジカップに臨む日本代表メンバーを発表し、DF森下龍矢(名古屋)、MF川村拓夢(広島)、MF川崎颯太(京都)の3選手が初招集を果たした。川崎はパリ五輪世代の2001年生まれで、同世代からのA代表選出は7人目となった。
森保監督は同日のメンバー発表会見で3選手について「われわれがスカウティングをしている中でのパフォーマンスが良かった選手」とした上で「他にもパフォーマンスが良かった選手がいる中で、チームづくりをしていく過程で呼ばせてもらい、実際にこの目でどういう調子でいるのか、どういう成長があったのか、どういう力をつけているかを見極めさせてもらうとともにチームの戦力として、個の力はもちろん、他の選手との融合具合、戦術理解度も見させてもらうために招集させていただいた」と説明。続けてそれぞれの選出理由を語った。
1997年生まれの森下は磐田U-18、明治大出身のサイドバック。名古屋では両ウイングバックで豊富な運動量と攻撃のクオリティーを発揮しており、今季は14試合の出場で2ゴール3アシストを記録している。
森保監督は「グランパスでチームのトップグループを走っている中で、両サイドでどちらでもハードワークしながらチームの勝利に貢献している。かなり上下動もできるし、攻撃の部分でもチャンスに絡んでいる。守備の部分でもしっかりと戻ってチームに貢献しているところを見せてもらっている」と評価を述べた。
また森下は2020年12月、指揮官が率いていた東京五輪世代のトレーニングキャンプにも招集された実績もある。森保監督は「カタールW杯までの1チーム2カテゴリで活動してきた中、オリンピックチームでも招集させてもらっている。毎日見ているわけではないが、試合でのパフォーマンスを見て、しっかりした成長をしているということで招集させてもらった」と当時からの成長にも期待を込めた。
1999年生まれの川村は広島ユース出身のMF。高校時代に世代別代表で海外遠征にも挑んだ経験を持ち、現在は広島でシャドーやボランチ、ウイングバックなどさまざまなポジションで起用され、今季は全13試合の大半でフル出場を続けている。
森保監督は「非常に攻守ともアグレッシブに戦いながら、広島でJリーグのトップグループで戦っていて、その中でチームのダイナモとして、攻守ともに幅広くプレーに関わりながら存在感を発揮している。特に守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから、自らもペナルティボックスに入っていく、ミドルシュートも打てる、周りも活かせるという非常にアグレッシブなプレーがJリーグの戦いの中で違いを見せている部分だと思って招集させていただいた」と選出理由を語った。
2001年生まれの川崎は京都U-18出身のボランチ。今季は全14試合に出場しており、うち13試合で先発フル出場してきた。パリ五輪世代からの抜擢はカタールW杯メンバーのMF久保建英のほか、昨年夏のEAFF E-1選手権メンバーのGK鈴木彩艶、FW細谷真大、MF藤田譲瑠チマ、3月シリーズのDFバングーナガンデ佳史扶とDF半田陸に続いて7人目となった。
森保監督は「チームで継続的にレギュラーとして試合に出ている。なかなかチームの順位としては厳しい戦いを強いられている中だが、常にメンタル的にも安定して、ハードワークできている。五輪チームではレギュラークラスとしてプレーしている中で、A代表の戦力としても可能性がある選手だと思う」と選考理由を述べつつ、「今回この経験を活かして日本の戦力になってもらえるように、そして所属チームに経験したことを還元してもらいたいし、何より本人の成長にもつながるA代表の経験をしてもらいたい」と期待を寄せた。
(取材・文 竹内達也)
森保監督は同日のメンバー発表会見で3選手について「われわれがスカウティングをしている中でのパフォーマンスが良かった選手」とした上で「他にもパフォーマンスが良かった選手がいる中で、チームづくりをしていく過程で呼ばせてもらい、実際にこの目でどういう調子でいるのか、どういう成長があったのか、どういう力をつけているかを見極めさせてもらうとともにチームの戦力として、個の力はもちろん、他の選手との融合具合、戦術理解度も見させてもらうために招集させていただいた」と説明。続けてそれぞれの選出理由を語った。
1997年生まれの森下は磐田U-18、明治大出身のサイドバック。名古屋では両ウイングバックで豊富な運動量と攻撃のクオリティーを発揮しており、今季は14試合の出場で2ゴール3アシストを記録している。
森保監督は「グランパスでチームのトップグループを走っている中で、両サイドでどちらでもハードワークしながらチームの勝利に貢献している。かなり上下動もできるし、攻撃の部分でもチャンスに絡んでいる。守備の部分でもしっかりと戻ってチームに貢献しているところを見せてもらっている」と評価を述べた。
また森下は2020年12月、指揮官が率いていた東京五輪世代のトレーニングキャンプにも招集された実績もある。森保監督は「カタールW杯までの1チーム2カテゴリで活動してきた中、オリンピックチームでも招集させてもらっている。毎日見ているわけではないが、試合でのパフォーマンスを見て、しっかりした成長をしているということで招集させてもらった」と当時からの成長にも期待を込めた。
1999年生まれの川村は広島ユース出身のMF。高校時代に世代別代表で海外遠征にも挑んだ経験を持ち、現在は広島でシャドーやボランチ、ウイングバックなどさまざまなポジションで起用され、今季は全13試合の大半でフル出場を続けている。
森保監督は「非常に攻守ともアグレッシブに戦いながら、広島でJリーグのトップグループで戦っていて、その中でチームのダイナモとして、攻守ともに幅広くプレーに関わりながら存在感を発揮している。特に守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから、自らもペナルティボックスに入っていく、ミドルシュートも打てる、周りも活かせるという非常にアグレッシブなプレーがJリーグの戦いの中で違いを見せている部分だと思って招集させていただいた」と選出理由を語った。
2001年生まれの川崎は京都U-18出身のボランチ。今季は全14試合に出場しており、うち13試合で先発フル出場してきた。パリ五輪世代からの抜擢はカタールW杯メンバーのMF久保建英のほか、昨年夏のEAFF E-1選手権メンバーのGK鈴木彩艶、FW細谷真大、MF藤田譲瑠チマ、3月シリーズのDFバングーナガンデ佳史扶とDF半田陸に続いて7人目となった。
森保監督は「チームで継続的にレギュラーとして試合に出ている。なかなかチームの順位としては厳しい戦いを強いられている中だが、常にメンタル的にも安定して、ハードワークできている。五輪チームではレギュラークラスとしてプレーしている中で、A代表の戦力としても可能性がある選手だと思う」と選考理由を述べつつ、「今回この経験を活かして日本の戦力になってもらえるように、そして所属チームに経験したことを還元してもらいたいし、何より本人の成長にもつながるA代表の経験をしてもらいたい」と期待を寄せた。
(取材・文 竹内達也)