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A代表デビューから3か月…今度はA代表初勝利誓う瀬古歩夢「勝ちにこだわってやりたい」

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日本代表DF瀬古歩夢

 代表デビューの次は代表初勝利をつかみ取る。第2次森保ジャパン初陣となった3月24日のウルグアイ戦(△0-0)に先発し、A代表デビューを果たしたDF瀬古歩夢(グラスホッパー)は続く3月28日のコロンビア戦(●1-2)も途中出場。しかし、チームとしては1分1敗と勝利がなかっただけに、15日のエルサルバドル戦(豊田ス)、20日のペルー戦(パナスタ)に向けては「勝ちにこだわってやっていきたい」と意気込んでいる。

 22年1月に加入したグラスホッパーでは2シーズン目を終えた。今季はリーグ戦31試合に出場。「最後の試合に勝てばカンファレンスリーグ(の予選)に出場できた。負けて悔しかったけど、1年を通して海外でやるのは初めて。自分自身、成長できた」と振り返った。

 一方、「人に行く強さはもっともっと上げないといけないし、勝つ確率を上げないといけない。100%近く勝てないと、世界のトップトップでは戦えない」と、自身の課題とも向き合う。対人、デュエルの強さは代表でも見せていきたい部分だ。

 3月に続く代表招集となり、練習でも大きな声で盛り上げの一端を担うなど“らしさ”も出てきた。今回の代表には、カタールW杯メンバーながら3月の活動は不在だったDF谷口彰悟も復帰。DF板倉滉を筆頭にセンターバック争いも激しさを増す。「自分の立ち位置は高くないし、経験の部分もそう。ただ、自分にも負けてない良さはあると思っている」。代表定着の足がかりをつかみ、スタメン定着へとアピールを続ける。

(取材・文 西山紘平)

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