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ペルー戦で古橋、旗手、中村航ら起用か…森保監督「レベルの高い選手層からベストな選択を」

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森保一監督

 日本代表森保一監督が19日、キリンチャレンジカップ・ペルー戦(パナスタ)の前日会見に出席し、15日のエルサルバドル戦(○6-0)と同じく4-1-4-1のシステムを採用し、大幅なメンバー変更を行う方針を示した。

 森保監督は記者会見で「1試合目からの戦い方としては、今のところは同じようなシステム上の形で入る」と4-1-4-1の継続を明言。さらに「選手は今日の練習を見て最終的に決めるが、大幅に選手を変えながら試合に臨みたいと考えている」と続けた。

 そこで主体になりそうなのが、報道陣に公開された18日のミニゲームメンバーだ。

 主力組はエルサルバドル戦と同じ4-1-4-1のフォーメーションが採用され、エルサルバドル戦で第2次森保ジャパン初先発を果たしたMF旗手怜央(セルティック)が引き続き起用。DF谷口彰悟(アルラーヤン)、DF板倉滉(ボルシアMG)、DF菅原由勢(AZ)、MF三笘薫(ブライトン)も主力組に入った一方、他の6選手は入れ替わっていた。

 GKには2019年12月のEAFF E-1選手権以来の出場がかかる中村航輔(ポルティモネンセ)が起用され、4バックは左からDF伊藤洋輝(シュツットガルト)、谷口、板倉、菅原。アンカーはMF遠藤航(シュツットガルト)が新たに入り、インサイドハーフは旗手に加えてMF鎌田大地(フランクフルト)が入った。またサイドハーフは左に三笘、右にMF伊東純也(スタッド・ランス)。1トップはFW古橋亨梧(セルティック)が務めた。

 森保監督はペルー戦での先発入れ替えに向けて「われわれが今後力を付けていくうえで、誰が出ても勝つということと、誰と組んでも機能するという部分、固定した選手だけでなく、チームの選手層の幅を広げる、システム的にも人の組み合わせとしてもより多くの選択肢を持てるようにしていくための明日の試合にしたい。1チームだけでなく、2チーム分、3チーム分、よりレベルの高い選手層の中から、その活動、その大会に向けてベストな選択をできるようにしていきたいと思っている。今の日本代表の選手を見ても、力のある選手は各ポジション多い。ポジションの中で、もちろん競争も見ていかないといけないが、同等の力を持った選手たちを各ポジションで準備していけるチームづくりをしていければと思っている」と狙いを語った。

(取材・文 竹内達也)

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