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「4-1-4-1は個人的にはやりやすい」伊東純也が明かすその理由

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日本代表MF伊東純也

 ペルー代表とのキリンチャレンジカップを翌日に控えた19日、日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)が報道陣に対応し、ペルーの印象について「普通に強いチームだと思うし、対戦成績も負け越している。南米のチームだし、力があるなと感じている」と表情を引き締めて言った。

 第2次森保ジャパン初陣となった3月の2試合はいずれも4-2-3-1でスタートしたが、ウルグアイ戦は1-1の引き分け、コロンビア戦は1-2の逆転負け。気になったのは2試合ともチャンスを多くつくれず、焦れるような内容に終始したことだった。

 システムを4-1-4-1に変更した15日のエルサルバドル戦は立ち上がりで相手が10人になるという展開ではあったものの、6-0で圧勝。システム変更の成果も見えた。

 ペルー戦もエルサルバドル戦に続いて4-1-4-1のシステムで戦う見込みだ。右サイドハーフの位置で先発濃厚な伊東は「個人的には4-1-4-1はやりやすいと思っているので、うまく攻撃できればいいと思う」と歓迎した。

 その意図を聞かれると、「4-1-4-1は2シャドー(インサイドハーフ)がいるので、サイドバックが開いても、アンカーとシャドーがいて、ウイングがサイドに張っている。いいバランスでボールを回せると思う」と指摘。「ボールの回し方も、サイドが幅を取ってサイドで受けることが多くなるので、そこからなんでもできる。コンビネーションや縦を使うことができると思うので、個人的には好き」と理由を語った。

 エルサルバドル戦では同じポジションで先発したMF久保建英が1得点2アシストの大活躍。「タケ(久保)は良かったと思います。まあ、僕も頑張ろうかなと思う」と、とぼけた口調の中に意気込みを潜ませた。

(取材・文 矢内由美子)

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