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森保Jが新潟入り! カナダ戦前日も奥抜帯同せず、伊藤洋も別メニュー

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新潟入りした日本代表

 日本代表が12日、午後に新潟入りし、デンカビッグスワンスタジアムでMIZUHO BLUE DREAM MATCH・カナダ戦の前日練習を行った。追加招集のGK小島亨介(新潟)が新たに合流。冒頭15分間が報道陣に公開され、24選手が全体練習に参加した。

 腰の張りを訴えているDF伊藤洋輝(シュツットガルト)は11日に続いて別メニュー調整。体調不良のため11日の練習を欠席していたFW奥抜侃志(ニュルンベルク)は引き続き不在だった。日本サッカー協会(JFA)の広報担当者によると、奥抜は新潟に帯同しておらず、ホテルで療養中だという。

 10月シリーズの日本代表はMF鎌田大地(ラツィオ)、FW前田大然(セルティック)、MF堂安律(フライブルク)を怪我やコンディション不良で招集できず、MF三笘薫(ブライトン)も体調不良のため参加を見合わせた。また活動が始まってからも追加招集の奥抜は練習に一度も合流できておらず、11日の練習ではGK前川黛也(神戸)が負傷し、代わりに小島が招集されるなどアクシデントが相次いでいる。

 それでも森保一監督は前日練習に先立って行われた記者会見で「アクシデント等々があり、負傷した選手がいたが、チームとしてより戦術的な共有を図っていけるように。戦術的なところの幅を広げ、個の経験値を上げられれば」と意気込み。その上で「怪我や出場停止、コンディション不良で、今後も必ず招集できると限らないということも考えておかないといけない。まだまだ日本の中には、日本人にはいい選手がいるということと、全体の経験値を上げ、レベルアップするという意味で非常にいい機会だと思う。アジア予選が始まって、誰かに依存するのではなく、誰が出ても勝つ、誰と組んでも機能するという、普段からチームで共有している部分をできればと思っている」と選手層の拡大に意欲を示した。

(取材・文 竹内達也)
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竹内達也
Text by 竹内達也

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