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目の前でムバッペにハット許した伊東純也「決め切る選手がいるのは違うなと」

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ランニングする日本代表MF伊東純也

 世界トップレベルの個の力をまざまざと見せつけられた。日本代表合流前ラストゲームとなった11日のリーグ戦でパリSGと対戦したMF伊東純也(スタッド・ランス)。「いい状態で臨めたし、個人として調子は良かった」との言葉通り何度もチャンスに絡んだ。

 前半7分には伊東がゴールネットを揺らすシーンもあったが、味方にオフサイドの反則があったとしてノーゴール。結局、フランス代表FWキリアン・ムバッペにハットトリックを許し、0-3で敗れた。

「決定力の差。こっちのほうがチャンスは多かったのに、そこで負けた。決め切る選手がいるのは違うなと思った」。この勝利でパリSGは首位に立ち、5位のスタッド・ランスは勝ち点7差を付けられる結果となった。

 結果が大事になるのは日本代表も一緒。特に第2次森保ジャパン始動後、8試合続いた国際親善試合もひと段落し、いよいよW杯アジア2次予選が開幕する。16日のミャンマー戦(パナスタ)、21日のシリア戦(ジッダ)に向け、「より結果にこだわらないといけない戦いが始まる。アジアのチームには負けられない。しっかり力を示していければ」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)
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西山紘平
Text by 西山紘平

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