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元日タイ戦を控えた森保監督「勝ってアジア杯へ」伊藤涼、細谷らの先発示唆

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 日本代表森保一監督が31日、タイ代表と対戦する「TOYO TIRES CUP 2024」を翌日に控え、東京・国立競技場で前日会見を行い、MF伊藤涼太郎シントトロイデン)ら初招集の選手をはじめ、代表キャップの少ない選手を中心に先発メンバーを組む意向を明らかにした。

「きのう(30日)の練習で公開した通り、予想メンバーはだいたい分かるでしょうか」。森保監督が会見でそう語ったように、30日のミニゲームで先発組と見られるチームだった選手が先発する見込み。予想布陣は4-2-3-1で、1トップにFW細谷真大(柏)、2列目は左からMF奥抜侃志(ニュルンベルク)、MF伊藤涼太郎(シントトロイデン)、MF伊東純也(スタッド・ランス)。ダブルボランチはMF佐野海舟(鹿島)とMF田中碧(デュッセルドルフ)で、4バックは左からDF森下龍矢(名古屋→レギア・ワルシャワ)、DF町田浩樹(サンジロワーズ)、DF藤井陽也(名古屋)、DF毎熊晟矢(C大阪)となりそうだ。

 森保監督は「元日に試合ができるのは、サッカーに携わる者として幸せ。勝利を目指す準備をしながら、いろいろな選手を試すことや、より戦術を浸透させることを目指していく。勝ってアジア杯、W杯につながる戦いをできればいい」と意気込みを見せた。

 カタールW杯を終え、今年3月に始動した第2次森保ジャパンでは歴代最多タイとなる国際Aマッチ8連勝中。「3月から3チーム分くらい、国際舞台で戦える力を見せてくれている。あしたはさらに幅を広げられるように考えている」と森保監督。記録を塗り替える9連勝で弾みをつけ、アジア杯の舞台であるカタールに乗り込むつもりだ。

(取材・文 矢内由美子)

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矢内由美子
Text by 矢内由美子

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