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三笘薫がコンディション調整で練習欠席、復帰は決勝Tからか…南野拓実は合流

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MF南野拓実(モナコ)が合流

 日本代表は22日、カタール・ドーハの練習施設で、アジアカップグループリーグ第3戦インドネシア戦(24日)に向けたトレーニングを行った。MF三笘薫(ブライトン)が「コンディション調整」(JFA広報担当者)のため欠席。リハビリが続いている左足首の状態を考慮したとみられ、インドネシア戦を欠場する可能性が高まった。

 三笘は昨年12月末のクリスタル・パレス戦で左足首を負傷し、その後のプレミアリーグや国内カップ戦を欠席。アジア杯の合宿中も当初は全体練習には加わらず、室内施設や練習場の隅でトレーナーに付き添われ、慎重にリハビリメニューを続けていた。

 第2戦イラク戦(●1-2)を控えた16日の練習から全体に合流し、20日の練習からはシュート練習も解禁。7対7ポゼッション練習のフリーマンを務め、対人練習にも入っていた。21日の練習は冒頭15分以降が報道非公開だったため、合流状況は不明だが、万全なコンディションには戻っていないようだ。

 三笘は個人練習を行っていた12日時点では「回復次第だけど予選リーグ(グループリーグ)の中で入れればベスト」と先を見据えていたが、16日には「順調だけど気にしながらの段階」と述べつつ、痛みが残っていることを明かしていた。現状を踏まえると、復帰は決勝トーナメント以降になりそうだ。

 この日のトレーニングは冒頭25分が報道陣に公開され、前日21日の練習で別メニュー調整だったMF南野拓実(モナコ)を含む25人が参加。ランニングやボール回し、3対3対3でのポゼッション練習に取り組んだ。

 日本代表は24日、グループリーグ最終節でインドネシアと対戦。イラク戦の敗戦で首位通過の可能性が消滅している中、引き分け以上で2位通過が決まる一戦となる。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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