beacon

練習から気迫十分のプレー見せる町田浩樹、連勝中の原点は「強度や1対1で勝ってこそ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表DF町田浩樹

 ここまでの2試合はまだ出場機会がないが、練習では気迫あふれるプレーと声でチームを盛り上げ、24日のインドネシア戦に向けたアピールを続けている。日本代表DF町田浩樹(サンジロワーズ)は「だいぶ試合から遠ざかっているし、ギラギラしたものを持っている」と、元日のタイ戦以来となる公式戦出場へ闘志をかき立てた。

 ベンチから敗戦を見守った19日のイラク戦(●1-2)については「1対1の局面で攻守に上回れなかったのがすべてかなと思う。イラクの選手は1対1で絶対に負けないという気持ちをベンチで見ていても感じた」と指摘。14日のベトナム戦(○4-2)を含め、2試合で4失点している守備の立て直しは急務だ。

「2試合とも2失点しているし、イラク戦は先制点も取られた。連勝していたときは守備が土台としてあって、ゲームプランを進められていたと思うし、まず安定した守備を構築したい。局面局面ではがされているところもある。強度や1対1で勝ってこそのいい流れだったと思うし、そこは突き詰めたい」

 21日の練習前に行ったミーティングでは選手からも活発な意見が出た。町田から発言することはなかったというが、「組織としてどう守るかの話が多かったけど、もっと個にフォーカスしてもいいのかなと。局面局面で勝てればもっと楽に進められたと思う」と持論を語った。

(取材・文 西山紘平)

●AFCアジアカップ2023特集
西山紘平
Text by 西山紘平

TOP