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森保Jがオフ明け再始動!! 三笘薫が初の完全合流、決勝Tに向けてクロス練習にも変化

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MF三笘薫(ブライトン)が初の完全合流

 アジアカップ決勝トーナメントに進んだ日本代表は26日、カタール・ドーハの練習施設で再始動した。グループリーグ3試合はベンチ外で過ごしたMF三笘薫(ブライトン)が初のフルメニュー参加。6対6のミニゲームでフリーマンを務めると、対人練習も無事にこなし、31日のバーレーン戦に向けて出場の準備が整った。

 練習終了後、三笘は報道陣の取材に応じ、「(状態は)問題ない。しっかりとスタッフと一緒に(状態を)上げてきたし、しっかりと入れると思う」とバーレーン戦の出場に意欲。「決勝トーナメントは一発勝負なので負けたら終わり。もちろん自分も出る気持ちでいる。心も身体も整ってきていると思う」と自信を示した。

 チームは24日にグループリーグ最終戦インドネシア戦に勝利し、決勝トーナメント進出を決めた後、25日には開幕後初の全体オフ日を設定。31日から始まる決勝トーナメントに向け、いったん休息を取った。選手たちには外出も認められ、それぞれ近隣の施設で食事や買い物を楽しんだという。

 再始動のトレーニングは全体でランニングやボール回しを行った後、インドネシア戦で先発したフィールドプレーヤー10人が別メニューでのリカバリーに移行。左手首を痛めているGK野澤大志ブランドンも全体から外れ、15選手とトレーニングパートナーのGK中村圭佑(静岡学園高→東京V)でフルメニューを行った。

 クロス練習は今大会の公開練習で初めてDF側の選手が置かれていた。普段のクロス・シュート練習は負荷がかかるのを避けるため、相手側を置かないシャドーで行われるのが通例だったが、グループリーグでは相手の強固な守備ブロックを前にクロス攻撃が不発。さらに質の高さを求めていく狙いがみられた。

 続いては3人4組に分かれた3対3+フリーマン1人のミニゲーム、6対6+フリーマン1人のハーフコートゲームを実施。フリーマンは三笘が務めた。いずれも攻守の切り替えが次々に行われる強度の高い対人練習となっており、選手たちは強い日差しの中、大粒の汗をかきながらプレーしていた。

 6対6のチーム分けは以下のとおり

▼ビブスなし
    細谷真大
南野拓実    菅原由勢
    佐野海舟
 板倉滉   渡辺剛
   GK鈴木彩艶

▼ビブスあり
    浅野拓磨
前田大然    伊東純也
    守田英正
 伊藤洋輝  谷口彰悟
   GK前川黛也

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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