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U-19代表吉田監督、3/14練習試合後コメント

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[3.14 練習試合 U-19日本代表候補1-1千葉 ユナイテッドパーク]

  2013年のU-20W杯を目指すU-19日本代表候補は千葉合宿最終日の14日、流通経済大と千葉と練習試合を行った。午前中の流通経済大戦は2-2のドロー。午後に行った千葉戦は先制されるも追いつき、1-1で引き分けた。

以下、試合後の吉田監督コメント

吉田靖監督
―この世代では久保裕也選手がA代表にも召集されたが、選手たちにその影響は?
「目立った活躍をしていれば上につながるということは彼らも分かったと思う。彼らのモチベーションも上がると思う」

―チームを2つに分けた意図は?
「常に競争意識を持たせるということもありますし、いい活躍をみせた奴はレギュラーチームというわけではないが、そういう上のチームでできるということ。今回については初招集の選手が多かったので練習から初招集の選手同士は一緒にやっていた。同じメンバーで(試合も)やった方がスムーズだと思った」

―午前の練習試合を振り返って。
「初招集の選手が多かったので、チームとしての統一感はなかったかもしれない。何人かおもしろい選手はいた。初招集の選手が多いので、チームとしてどうこうではなかった。ここ2、3日やっただけなので上手くいかなくて当たり前。お互いが合わせる意識を持って、要求して声を出し合いながらやっていた。(2試合目は)前半は落ち着いたゲームをできたが、後半は慌ただしいゲームになった」

―2戦とも引き分けだったが。
「基本的にやるからには勝つということを求めている。その中で先制されながらも追いつけたことは良かった。でもあくまで目標は11月なので、勝ち負けではなく、やりたいサッカーができるか。中盤は良かったが最後の崩しでもっと決定的なチャンスがつくれるように個人の突破力を上げていかないといけない。決定的な場面を多くつくって、きょうの試合だったら前半で2、3点取れるようにしないといけない」

―今後のメンバーについて。
「今回招集できなかった選手もいるので、入れ替わりはある。徐々にメンバーはできていく。Jリーグで試合に出ることも重要なので。(招集できなかったとしても)ある意味それぞれの場所でどんどん試合に出ることは大切。今後はJがあると(代表へ)呼べないこともある。いろいろ調整しながらチームをつくっていきたい」

―今後の遠征では?
「来月はUAE遠征の3試合は最終予選へいい経験になる。中東が今どれくらいの戦いをできるのか、ひとつの物差しになる。その後の南アフリカ遠征も南米やヨーロッパの強豪国とやることが、ひとつの世界との物差しになる。どうしないといけないか。そういうものを見極めながら選手選考をやっていかないといけない」

(取材・文 片岡涼)

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