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大津がトゥーロン国際優勝を誓う、「1位になれるように」

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 U-23日本代表FW大津祐樹(ボルシアMG)がトゥーロン国際大会(23日~6月1日)での優勝を誓った。同代表は20日、千葉県内に集合。この日の練習には、大津のほか、DF酒井高徳(シュツットガルト)、MF高木善朗(ユトレヒト)の欧州組3人が参加した。チームは同日深夜にフランスへ出発。21日にFW指宿洋史(セビージャ・アトレティコ)、23日にはMF宇佐美貴史(バイエルン)も現地で合流する予定になっている。

 欧州組5人が参加するトゥーロン国際大会。関塚隆監督は「彼らの力も発揮させたいし、チームとしてもよりスケールアップしたい」と話す。各選手が五輪本大会メンバーへの生き残りをアピールすると同時に、海外組を加えたチームがどこまでレベルアップできるかも重要なテーマ。大津は「同じ海外でやっていて、そこでの経験をチームに還元できたらいいかなと思っている」と、欧州組としてのプライドものぞかせる。

 同大会ではグループリーグでトルコ、オランダ、エジプトと対戦。2位以内に入れば、準決勝に進出する。「海外で試合ができるし、より実戦的な大会を戦える。大事な大会だし、そこで1位になれるように、チームを勝たせられるように頑張りたい」。アジアでの戦いをへて、世界に挑戦する関塚ジャパンにとって試金石ともなる“仮想・五輪”。そこでタイトルを獲得し、ロンドン五輪へ弾みを付けるつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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