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前半の3ゴールで山形が町田に勝利

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 J2第31節は26日に全国各地で行われ、モンテディオ山形FC町田ゼルビアと対戦し、山形が3-1で町田に勝利した。前半20分にMF秋葉勝のゴールで先制した山形は、前半のうちにFW林陵平、FW中島裕希が得点を重ねる。後半に入って反撃に出た町田の攻撃をロスタイムの1点に抑えた山形が、勝ち点3を重ねている。

 序盤から優勢に試合を進める山形は、前半20分に細かいパス回しから、ゴール前の林に縦パスが入る。林が落としたボールを秋葉が蹴り込み、先制点を挙げた。さらに41分にはDF小林亮からのパスを右サイドで受けたMFブランキーニョがボールをキープ。インナーラップした小林にボールを預けると、折り返しを中島が受ける。中島はDFを揺さぶって左足でシュートを放ったが、ボールはGK修行智仁に弾かれ、左ポストを叩く。そこに詰めた林がボールをゴールに蹴り込み、山形が追加点を挙げた。

 ボールを保持して攻める山形は、前半ロスタイムにも町田の守備を崩しきって、得点を挙げる。左サイドから右サイドにボールを動かした山形は、古林がゴール前にクロスを入れると、マークを外してフリーになっていた中島がヘッドで合わせて点差を広げ、勝利を大きく引き寄せた。

 前半はシュート数3対9と圧倒された町田も、後半には本来のパスワークを見せる。が見られるようになる。後半11分には左サイドから右サイドにボールを動かすと、右サイドからDF三鬼海がマイナスに折り返す。PA外からMF太田康介がミドルシュートで狙ったが、シュートはGK清水健太に防がれた。

 なかなか得点を挙げられなかった町田だが、後半ロスタイムに意地を見せた。MF幸野志有人の横パスを受けた太田は、右足アウトサイドでダイレクトに縦パスを送る。これが途中出場した北井が受けると、3人のDFを振り切って、ゴールを決めた。

 このまま3-1で試合は終了。勝ち点3を重ねた山形は、京都を抜いて4位に浮上。一方、敗れた町田は21位に順位を落としたが、最後に見せたゴールは、次につながるものだった。

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