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FC東京が逃げ切り3連勝!得点王を争う渡邉と豊田はともにゴール

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[5.3 J1第9節 鳥栖2-3F東京 ベアスタ]

 FC東京が敵地でサガン鳥栖を3-2で下し、今季初のリーグ戦3連勝を飾った。3月16日以来の勝ち点3を目指した鳥栖だが、5月初戦でも白星を挙げることは出来なかった。

 先制点の場面は前半28分、左サイドからのパスを受けたMF東慶悟がグラウンダーのミドルをゴール左隅に蹴り込んだ。東の2試合連続ゴールで先制に成功した。

 次の得点もFC東京。後半早々の1分、東からのロングボールで抜け出したFW渡邉千真がGK赤星拓をかわしてゴールに流し込む。さらに同4分にも浮き球パスを受けた渡邉が前に出たGKの頭上を狙うループシュートを放つ。赤星も懸命に手を伸ばして当てたが、ボールはそのままゴールラインを割っていった。

 3点のビハインドを背負った鳥栖だが、決して内容で負けているわけではなかった。反撃を開始したのは後半32分、FW豊田陽平がPKを決めて1点を返すと、ロスタイムには途中出場のMF水沼宏太のゴールで1点差に迫る。終盤の猛攻を見せた鳥栖だが、時すでに遅し。6試合連続勝ちなしとなってしまい、出口の見えない戦いが続いている。

 7得点で豊田に並んだ渡邉。昨季も鳥栖戦ではハットトリックを決めており、相性の良さを見せつけた結果となった。「残り試合たくさんあるので、チームのために自分のプレーをしていきたい」。タイトルレースよりもまずはチームプレーに徹する。

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