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前半3発で勝負を決めた徳島、今季初出場の鈴木達也がゴール

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[5.12 J2第14節 徳島3-1水戸 鳴門大塚]

 徳島ヴォルティスはホームで水戸ホーリーホックに3-1で快勝した。今季初出場初先発となったMF鈴木達也の今季初ゴールなど前半だけで3得点を奪い、2試合ぶりの白星。水戸は2試合ぶりの黒星を喫し、4試合勝利なし(2分2敗)となった。

 前節・熊本戦はMF柴崎晃誠の退場もあり、0-3の惨敗。ホーム連戦となったこの日は立ち上がりから果敢に攻撃を仕掛け、前半で勝負を決めた。まずは前半16分、DF斉藤大介のロングフィードに抜け出したFW津田知宏が胸トラップから右足を振り抜き、先制点。同37分にはDF大久保裕樹のクロスをGK笠原昂史が左手で弾き、こぼれ球をMF鈴木達也が押し込んだ。さらに前半ロスタイムにも津田のクロスからFW高崎寛之がダイレクトボレー。前半だけで3-0と大量リードを奪った。

 水戸は後半開始からFW山村佑樹とMF二瓶翼を投入。すると後半9分、FW三島康平のポストプレーから山村がミドルシュートでゴールネットを揺らし、1点を返した。後半28分にはMF橋本晃司がPA外からゴール右隅を狙ったシュート。しかし、これは枠を捉え切れなかった。後半は水戸に押され気味だった徳島だが、反撃を1点に抑え、3-1で逃げ切った。

 ケガで出遅れていた鈴木だが、今季初出場でいきなりゴール。「開幕前の大事な時期にケガをしてしまい、チームに大きな迷惑をかけてしまった。早く復帰して、少しでもチームに貢献したいと思って毎日がんばってきた」。長期離脱を乗り越えての完全復活。「みんなのおかげでゴールという結果も付いてきた。チームのために、もっともっとがんばらなくちゃいけない」と、さらなるゴール量産を誓っていた。

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