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経営危機発覚の福岡は最下位・鳥取とドロー

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[10.20 J2第37節 福岡1-1鳥取 レベスタ]

 14位アビスパ福岡はホームで最下位ガイナーレ鳥取と対戦し、1-1で引き分けた。経営危機発覚後、初の公式戦となった福岡だが、連敗を5で止めた前節・北九州戦(2-0)に続く連勝はならず。鳥取は連敗が3で止まったが、15戦勝ちなし(7分8敗)となり、最下位を脱出することはできなかった。

 試合は前半11分に鳥取が先制した。DF森英次郎の左クロスがDF古賀正紘にクリアされたこぼれ球をMF永里源気が拾い、左足でシュート。右のサイドネットに突き刺し、リードを奪った。福岡も反撃に出るが、前半アディショナルタイム、CKからゴール前での競り合いでFWプノセバッチがこの日2枚目のイエローカードを受け、退場となった。

 10人で戦うことになった福岡はFW石津大介の1トップで反撃を試みる。後半16分にはDF尾亦弘友希の左クロスを中原がスルーし、MF船山祐二が左足でシュート。これはDFのブロックに阻まれたが、同29分、DF堤俊輔のパスを受けた石津がミドルシュートを叩き込み、1-1の同点に追いついた。

 数的不利の状況で引き分けに持ち込んだ福岡。試合後には選手全員で一人1文字ずつ書かれたTシャツを着て「愛するアビスパを共にいつまでも!! オレ達はピッチで結果を!!」とサポーターに呼びかけていた。


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