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J3第18節、攻撃陣爆発の町田は6連勝、鳥取新加入MFフェルナンジーニョが劇的同点弾

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 J3第18節が19日、20日に全国各地で開催された。約1カ月の中断を経て再開したJ3は1巡目の対戦が終了しており、2巡目の対戦に入っている。なお初年度のJ3は12クラブによる3回戦総当たりのリーグ戦を行い、覇権を争うことになる。

 中断前の長野との天王山で勝利して首位を走るFC町田ゼルビアブラウブリッツ秋田のホームに乗り込んだ。すると前半8分に町田がいきなり試合を動かす。MF鈴木崇文とのパス交換から抜け出したFW鈴木孝司が左足でネットを揺らして先制に成功。この先制点で攻撃陣に火がついた町田はDF深津康太、FW木島徹也、そして再び鈴木孝が次々とゴールを陥れて前半だけで4-0と大量リードを奪った。後半11分にFWレオナルドに1点を返されたものの、そのまま逃げ切った町田が6連勝を飾って首位を堅持している。

 町田を追う2位AC長野パルセイロは4位ガイナーレ鳥取との上位対決に臨んだ。序盤からともにゴールを脅かしながらも均衡が破れなかったが、前半終盤に長野がスコアを動かした。前半40分、FW勝又慶典の右からのクロスをFW佐藤悠希がヘッドでねじ込んで先制点を奪う。1点を返したい鳥取だったが長野の堅い守備に苦しみ、同点に追い付くことができない。しかし、後半アディショナルタイムに中断期間中に加入した背番号10、MFフェルナンジーニョが大仕事をやってのける。CKの流れで攻撃参加していたGK小針清允が得たPKを落ち着いて蹴り込んで、チームに勝ち点1をもたらした。

 3位ツエーゲン金沢Y.S.C.C.横浜から3-0の完封勝利を収めて2位に浮上し、JリーグU-22選抜SC相模原との打ち合いを3-2で制した。福島ユナイテッドFCFC琉球の一戦は2-2の痛み分けに終わり、グルージャ盛岡藤枝MYFCを1-0で下している。

以下、J3第18節試合結果

7月19日(土)
秋田 1-4 町田 [秋田球]
7月20日(日)
福島 2-2 琉球 [あいづ]
相模原 2-3 J-22 [ギオンス]
長野 1-1 鳥取 [佐久]
YS横浜 0-3 金沢 [ニッパ球]
藤枝 0-1 盛岡 [藤枝サ]


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