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迫る降格の足音…最下位横浜FC、後半ATに痛恨の失点で福岡と引き分け「残念でならない」

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最下位横浜FCは手痛いドロー

[11.7 J1第35節 福岡1-1横浜FC ベススタ]

 J1第35節が7日に行われ、最下位横浜FCアビスパ福岡と対戦し、1-1で引き分けた。3試合ぶりの勝利が迫っていたが、終了間際に勝ち点2を取りこぼす手痛いドロー。最下位を脱出できず、次節にもJ2降格が決まる可能性がある。

 後半立ち上がりに横浜FCが均衡を破った。後半10分、MFアルトゥール・シルバのミドルシュートは田邉にブロックされて軌道が変わったが、こぼれ球にFWフェリペ・ヴィゼウが反応。頭で叩きつけたシュートがゴールマウスに吸い込まれ、先制に成功した。

 長谷部茂利監督は後半20分、4枚替えを敢行。DFエミル・サロモンソン、FWフアンマ・デルガド、MFジョルディ・クルークス、MF杉本太郎を送り込んで反撃を試みたが、なかなか流れを引き寄せられない。

 横浜FCは1-0のまま勝利に近づいていたが、終了間際に福岡が試合を振り出しに戻した。

 後半アディショナルタイム1分、FKの流れからDFドウグラス・グローリが競り勝ち、フアンマがヘディングシュート。これはGKスベンド・ブローダーセンにセーブされたが、こぼれ球に反応したE・サロモンソンが強烈なシュート。DF岩武克弥に当たったボールはゴールマウスに吸い込まれ、土壇場で1-1に追いついた。

 試合後、早川知伸監督は「残念で仕方ありません」と声を落とした。「選手たちはよくやってくれた。自分の力不足、これが全てかなと思います」。残すは3試合。次節にも降格が決まる可能性もあるが、「最後まで諦めることなく戦う」と声を振り絞った。

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