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J2初参戦の岩手、フクアリで千葉を撃破!! 宮市剛の鮮やかな決勝弾で白星発進!!

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[2.19 J2リーグ第1節 千葉 0-1 岩手 フクアリ]

 J2リーグは19日、第1節を開催し、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉いわてグルージャ盛岡が対戦。前半26分にMF宮市剛の得点で先制した岩手が逃げ切って1-0の完封勝利を収め、記念すべきJ2初白星を獲得した。

 昨季のJ2リーグ戦を13敗無敗で終え、尹晶煥監督体制3年目を迎えた千葉は新加入のMF風間宏矢らを先発起用。昨季のJ3リーグで2位となって初のJ2昇格を成し遂げた岩手も、秋田豊監督体制3年目。新戦力となるDF甲斐健太郎、DF戸根一誓、MF小松駿太らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半9分にゴールを脅かしたのはアウェーの岩手だった。右サイドから宮市が送ったクロスをファーサイドのMF中村太亮が打点の高いヘディングで合わせるが、横っ飛びしたGK新井章太に右手1本で弾き出されてしまう。

 その後も、J2初参戦の岩手がボールを保持して試合を進めると、同26分に先制に成功。右サイドから中村太亮が蹴り出した伸びのある鋭いFKがファーサイドまで届けられると、PA内でフリーになった宮市が右足ボレーで叩き込み、クラブの記念すべきJ2初ゴールでスコアを1-0とした。

 岩手が1点リードしたまま後半を迎えると、開始早々に小松がミドルレンジから枠を捉えるシュートを放つも、新井章太に阻まれてしまう。さらに同14分にFWブレンネルが右足のシュートでゴールを強襲するなど、岩手は1点をリードしながらも攻撃の手を緩めない。

 1点のビハインドを背負う千葉は後半17分に風間に代えてFWサウダーニャを投入。同18分には千葉がゴールを脅かすが、MF田口泰士が蹴り出したCKからDF新井一耀が放ったヘディングシュートは、ライン上の中村にクリアされてしまった。同32分にはFW高木俊幸とDF米倉恒貴を同時にピッチに送り込むなど、状況を打開しようとした千葉だったが、最後まで同点ゴールは生まれず。

 逃げ切った岩手が1-0の完封勝利を収め、記念すべきJ2初勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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