beacon

鮮やかトラップから移籍後初ゴール!! 浦和DF馬渡「チームの役に立てて本当に良かった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

仲間の祝福を受ける浦和レッズDF馬渡和彰(6)

[3.6 J1リーグ第3節 浦和 2-0 湘南 埼玉]

 両手を広げて喜びを表すと、右胸のエンブレムを誇らしげに叩いた。今季、浦和レッズに加入したDF馬渡和彰にとって、嬉しい移籍後初ゴールとなった。

 ベンチスタートとなった馬渡に出番が巡ってきたのは、1-0とリードして迎えた後半15分だった。4-4-2の左サイドハーフの位置に入り、同38分にDF犬飼智也が投入されてシステムが変更されると、左ウイングバックへ。終盤は湘南の攻撃に耐える時間が長くなったものの、同42分に馬渡がダメ押しとなるゴールを奪取する。

 中盤からMF伊藤敦樹が前線に浮き球のパスを送ると、FW明本考浩がキープ。時間を生み出すと、左サイドを猛烈なスピードで駆け上がってきたのが馬渡だ。PA内へと走り込み、明本から鋭いスルーパスを呼び込む。

「明本選手から良いパスがきて、しっかりとファーストタッチが決まった」。左足の巧みなトラップでボールをコントロールすると、ニアサイドを打ち抜く強烈な左足シュートを叩き込んだ。

「リーグ戦の勝ちがなかった。今年から加入して、試合にも出させてもらっていた中で責任も感じていた。チームとして、まずは1勝がほしかったので、チームの役に立てて本当に良かった」

 2-0の完封勝利を収めたチームは、今季リーグ戦初白星。「今日はゴールを決められたけど、それ以外の部分ではまだまだ。個人のスキルを高め、もっともっとチームに貢献したい」とさらなる勝利をチームにもたらそうと意気込んだ。

(取材・文 折戸岳彦)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP