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ついに首位捉えた!! 川崎F脇坂泰斗が“狙いどおり”の直接FK弾「GKがニア寄りに立っていると…」

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試合後にもズィーヤ

[8.27 J1第27節 川崎F 2-1 鹿島 等々力]

 1-0で迎えた前半14分、川崎フロンターレの追加点はMF脇坂泰斗の右足から生まれた。ゴール左斜め前からの直接FK、狙ったのはセオリーの壁上ではなく、壁横のファーポスト脇。決まった後には中継カメラにおなじみの『ズィーヤ』パフォーマンスも披露し、試合後フラッシュインタビューで「ホームなのでカメラの位置は把握している。余裕でした」と笑顔を見せた。

 まさに「狙いどおり」の一撃。「1本目のセットプレーだったので思い切り行こうと思っていた」という脇坂だが、蹴る前に鹿島GKクォン・スンテのポジショニングを見て狙いどころを定めていたという。

「中に合わせるのか自分で狙うのかで、リーグでいくつかニアに狙うシュートは見せているのでニア寄りにGKが立っていると少し感じた。選手が何人か(ゴール前に)入ればGKも止まると思ったし、1本目でもあったのでファーで狙ってみようと思った」。低い弾道でゴール前に転がしたボールが見事にファーポスト脇に突き刺さった。

 2-0とした後は鹿島に苦戦を強いられ、後半は1点を返されつつ劣勢の45分間が続いた川崎F。それでも最後は5バックで耐え抜き、首位の横浜FMを勝ち点2差に捉える白星を奪った。脇坂は「3点目を撮りに行く姿勢、相手を押し込んでサッカーをする時間の使い方は反省」としながらも、「90分通して気持ちの入ったゲームができて、トータルで勝てたことがすべて」とホームでの勝利を誇った。

(取材・文 竹内達也)
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