beacon

湘南FWウェリントンが後半AT6分に劇的同点弾! 清水は残り数秒で勝利逃す

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.10 J1第29節 清水 1-1 湘南 アイスタ]

 J1リーグは10日、第29節を開催した。11位清水エスパルスの本拠地・IAIスタジアム日本平で行われた14位湘南ベルマーレとの試合は、1-1のドロー決着。湘南が土壇場での同点ゴールで勝点1をもぎ取った。

 前節、6試合ぶりに黒星を喫した清水と下位脱出に向けて2試合ぶりの勝利を目指す湘南の一戦。試合立ち上がりに主導権を握ったのはホームの清水だった。ボールを丁寧に繋いでリズムを掴むと、前線のFWチアゴ・サンタナをターゲットに攻撃を構築。すると、前半12分に先にスコアを動かした。

 敵陣内でルーズボールがMF白崎凌兵の元に落ちてくると、フリックで相手の意表を突くスルーパス。DFラインの背後に抜け出したサンタナが左足でゴール左隅に突き刺し、ネットを揺らした。サンタナは今季11ゴール目。得点ランクで単独トップに躍り出た。

 1点を追う湘南は前半38分にMF平岡大陽がペナルティーエリア手前から狙うも、シュートは枠の外。同40分には、ボックス内でボールを受けたFW阿部浩之が反転から狙ったが、ここは清水のGK権田修一が左に倒れてボールを弾き出した。

 試合は清水の1点リードで前半を折り返すと、反撃に出たい湘南は後半11分に2枚替え。阿部、DF大野和成を下げてFW瀬川祐輔、DF山本脩斗をピッチに送り込んだ。後半攻勢を強めた湘南は20分にMF中野嘉大のパスを受けたMFタリクが強烈なミドル。しかし、ボックス手前から放ったグラウンダーのシュートは権田の正面に行き、同点弾とはならない。

 後半34分には、途中出場の湘南MF山田直輝が左サイドからボックス内に侵入。左足で豪快なシュートを放ったが、こちらも権田が立ちはだかる。ニアサイドに飛んできたシュートに好反応を見せ、ゴールを死守した。

 時間が少なくなってくると、湘南は後半38分にFWウェリントンを投入。試合終盤にかけてさらに攻撃の手を強めると、提示されたアディショナルタイムは5分だった。すると、後半アディショナルタイム6分についにゴールネットを揺らした。MF茨田陽生からのクロスにウェリントンがヘディング弾。土壇場で同点ゴールを挙げ、1-1の引き分けに持ち込んだ。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP