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瀬川祐輔が古巣・湘南から川崎F加入後初ゴール!「結果という形で恩返しできてよかった」

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MF瀬川祐輔が古巣・湘南からゴール

[3.4 J1第3節 川崎F 1-1 湘南 等々力]

 今季加入から待望の初ゴールは、昨季まで所属していた湘南ベルマーレから奪ったものだった。川崎フロンターレMF瀬川祐輔は後半から投入されると、0-1で迎えた後半36分にゴール。「ファーストタッチでしっかりゴール前に運べて、落ち着いてゴールできたとは思います」と振り返った。

 川崎Fは昨季2連敗を喫した湘南をホームに迎える。開幕から好調を維持する湘南を相手に、前半は拮抗状態のままハーフタイム。「勝つための交代」と理解しながら、ベンチスタートの瀬川は後半からピッチに出た。だが、後半9分に痛恨の失点。開幕3試合連続で劣勢からの試合展開となった。

 すると、後半36分に川崎Fは同点ゴールを挙げる。決めたのは瀬川だ。MF大島僚太の縦パスを瀬川が最前線に通すもつながらず。しかし、瀬川がこぼれ球を再び収める。「ラッキーな形で僕のところにボールがこぼれてきました。ファーストタッチでしっかりゴール前に運べて、落ち着いてゴールできたとは思います」。そのままPA内に入り込み、左足シュートでゴールを決め切った。

 古巣相手の加入後初ゴールとなった。湘南を外から見て「去年の積み重ねがあって、見ていて楽しくやっているなと思いながら、僕も負けていられないなという気持ちでプレーをしていました」。その古巣からの得点は「そういうチームに結果という形で恩返しできたことは個人的にはよかった」と思いを口にした。

 新チームでの初ゴールは、今後につなげていく。「FWとして点を取ることでまたパスが集まってくるだろうし、結果を出すことが信頼にもつながる。そこを意識して、もっともっと貪欲にゴールに向かっていきたい」。古巣のチームメイトとは試合の話はせず、プライベートの話に華を咲かせたという。今季はルヴァン杯でも同グループのため対戦は多く、「4回もやると古巣っぽくないんですけど…」と期待を膨らませる。「ルヴァンでもなんでも、次は勝ちたい」と決意を新たにした。

(取材・文 石川祐介)
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