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仙台GK杉本大地が名古屋に完全移籍「ユアスタでプレーできたことは僕の一生の財産であり、誇りです」

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名古屋が仙台GK杉本大地を獲得

 名古屋グランパスは13日、ベガルタ仙台のGK杉本大地(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。

 杉本は2022シーズンにジュビロ磐田から仙台に加入。同シーズンはリーグ戦15試合、今シーズンの出場はなかった。名古屋の公式サイトを通じ、「オリジナル10の伝統ある名古屋グランパスの選手としてプレーできることを非常に楽しみにしています。シーズン途中での加入になりますが、今シーズン全てのタイトルを獲るために、1日でも早くチームの力になれるよう精一杯がんばります」と意気込みを伝えている。

 一方、仙台の公式サイトでは「2023シーズンが始まり、チームがひとつの目標へ向け動きだした矢先にこのような報告をすることを申し訳なく思っています」と謝罪を語る。

「このタイミングでオファーをいただくことはプロ生活ではじめての経験で、志半ばでチームを去るのはクラブに関わるすべての人たちを裏切ることになることになるのではないかと思い、深く悩みました。仙台の地で選手としてひとりの人間としてもさらに成長したいという気持ちもありましたが、1度きりの短い選手生活の中で後悔を残すことだけはできませんでした」

「仙台を離れる選択が合っていたのか間違えていたのかはこれからの自分にかかっていると思います。だからこそ自分で決断したこの選択が間違いではなかったことを証明するために、名古屋グランパスで輝けるようにさらに成長します。仙台で過ごした時間は1年と短いものでしたが、最高に熱いファン、サポーターのみなさまが見守るユアスタでプレーできたことは僕の一生の財産であり、誇りです」

「チームは変わりますが、今シーズンのJ2優勝、J1昇格を応援しています。本当に幸せな1年でした。ありがとうございました」

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