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サッカー審判員「女子1級」制度が来年3月限りで廃止へ

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カタールW杯で第4審を務めた山下良美

 日本サッカー協会(JFA)は13日、第4回理事会を行い、「女子1級審判員」の資格を来年3月末限りで廃止することを決議した。来年度以降は男子と同じ「1級審判員」に統一されるという。

 JFAによると、女子1級は「第2種、第3種、第4種及び女子の試合の主審を行う技能を有する者」と定めているが、すでに一定の基準に達した女子1級審判員はJリーグや日本フットボールリーグ(JFL)など第1種大会の割り当てを行っているため、「今後、同様の女性審判員の増加が見込まれるとともに、性別に限定した審判資格は適切ではないと判断」したという。

 また来年から大規模な審判指導者事業改革を予定しているといい、S級審判インストラクターの資格、現状満70歳とされている1級審判インストラクター・フットサル1級審判インストラクターの定年制度もそれぞれ廃止することが決まった。

(取材・文 竹内達也)
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