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大分が4月29日に発生した事象に関して声明発表「正式に抗議を致しました」

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大分が公式声明

 大分トリニータは6日、クラブ公式サイトで「4月29日に発生した事象について」と題し、代表取締役を務める小澤正風氏の声明を発表した。

 大分は4月29日にユアテックスタジアム仙台で開催されたJ2第12節でベガルタ仙台と対戦。同試合で仙台サポーターのいるエリアから大分所属の特定の選手に対し、不適切な発言が繰り返し行われていたことが判明した。

 小澤氏は「当クラブとしては、試合後にルールに則りマッチコミッショナーに対して正式に抗議を致しました。この行為は、サッカーという試合自体ではなく、フェアープレー、リスペクトというJリーグの理念を損なう行為と認識しております。非常に残念で仕方がありません。今後、このような悲しい事が双方に起こらないことを強く願う次第であります」と述べている。

 一方で、大分のサポーターからも試合後、審判団に対して不適切な発言があったことが確認された。

 小澤氏は「こちらに関しましては、当クラブを代表してお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」と謝罪。続けて選手、スタッフ、審判団へのリスペクトを呼びかけた上で「これからも、日本サッカー界の明るい未来のために、安全で安心、そして誰もがサッカーというスポーツを楽しめるスタジアム作りをしていければと思っております。何卒宜しくお願い申し上げます」としている。

 また、最後に「本件に関して個人を特定したり誹謗中傷するような行動、SNS等での発信はどうかお控えいただきますよう重ねてお願い申し上げます」と付け加えた。

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