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「練習ではなかなかうまくいかなかった」町田FW荒木駿太の鮮やかトリックプレー弾がJ2月間ベストゴール!!

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町田FW荒木駿太がJ2月間ベストゴールを受賞

 Jリーグは16日、4月の「明治安田生命Jリーグ KONAMI月間ベストゴール」を発表した。J2リーグはFC町田ゼルビアのFW荒木駿太、J3リーグは松本山雅FCのFW小松蓮が記録した得点がそれぞれ選出されている。

 J2月間ベストゴールに選ばれた荒木の得点は、首位攻防戦となった4月16日の第10節・大分トリニータ戦での先制点。前半23分、右からのCKで町田がトリックプレーを披露する。キッカーのMF高江麗央がDF翁長聖へショートパスを送ると、翁長はMF平河悠へフリック。これを平河が深い位置からマイナス方向へ折り返し、荒木がダイレクトで合わせてゴールネットを揺らすという、相手を翻弄する美しい得点だった。

 この得点を寺嶋朋也選考委員は「決勝戦のようなつもりで準備してきたのが伝わった。町田のこの一戦にかけた意気込みが伝わる、素晴らしいゴールだった」と賞賛。平畠啓史委員も「シュート自体よりそこに至る過程の美しさ。全体の流れがスーパーだった」と一連のプレーを称えている。

 荒木はリーグを通じて「練習ではなかなかうまくいかなかった」と明かしつつ、「試合では綺麗に決めることができ、ホッとしました。チーム全員で獲得したゴールだと思います」と伝えている。


 J3月間ベストゴールは4月9日・ギラヴァンツ北九州戦での小松によるオーバーヘッド弾。相手選手に当たって軌道が変わったクロスボールを豪快に合わせ、決勝点を奪取した。

 誰もが憧れるオーバーヘッドによる得点に、平畠委員は「やれることならやりたいゴール」とコメント。坪井慶介選考委員は「リフレクションしたボールに対して、もう一度身体を作り直してオーバーヘッドをした判断も素晴らしい」と分析している。

 小松はリーグを通じて「自分でもびっくりするくらい綺麗に決まって、なおかつ3点目ということもあり、サッカー人生の中でも忘れられない試合になりました」と喜びを伝えている。




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