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J2王者の町田が4連勝! アクシデントもあった山口は好機を生かせず3戦ぶり黒星

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町田が山口に2-0で勝利

[11.5 J2第41節 山口 0-2 町田 みらスタ]

 J2第41節が5日に開催され、FC町田ゼルビアはホームでレノファ山口FCに2-0で勝利した。4連勝を飾り、5試合負けなし(4勝1分)。山口は3戦ぶりの黒星を喫した。

 首位の町田は前節までにJ2優勝とJ1昇格を達成。20位の山口も、前日に敗れた大宮アルディージャのJ3自動降格圏内となる21位が決まったことを受け、J2残留を確定させて今節を迎えた。

 序盤から山口がボールを握る展開の中、前半15分にGK関憲太郎が接触のないところで右足を負傷。プレー続行不可能となり、同18分にGK寺門陸が緊急投入された。

 アクシデントに見舞われた山口は前半22分に決定機を創出。MF成岡輝瑠のスルーパスからFW梅木翼が抜け出し、GKとの1対1を迎える。しかし、左足で打ったシュートはわずかにゴール左へ外れた。

 対する町田もFWミッチェル・デュークのヘディングシュートなどでゴールを脅かすが、スコアレスのまま時間が経過していく。

 すると前半33分、山口の梅木が後方からのロングボールに反応した際に、ペナルティエリア外に飛び出したGK福井光輝と激突し、ピッチに倒れ込む。主審は福井にイエローカードを提示。梅木は大事には至らず、長い中断を経てゲーム再開となった。

 そのままスコアレスで折り返すと、均衡を破ったのは町田。後半7分、ペナルティエリア右で仕掛けたMFバスケス・バイロンがDFヘナンに倒され、PKを獲得する。同9分にPKキッカーのMF下田北斗が左足でゴール中央に決め、先制点を挙げた。

 さらに後半23分、GK福井のロングフィードに左サイドのMF太田宏介が反応。前に出てきた山口GK寺門に頭で先に触られるが、浮き上がったボールを巡って競り合うと、中央にこぼれる。これにデュークが右足で合わせ、無人のゴールに流し込んだ。

 ホーム最終戦の山口は最後まで反撃を試みたものの、無得点でタイムアップ。これで4試合未勝利(2分2敗)となった。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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