町田が5勝目で首位キープ! U-23代表合流前のFW藤尾翔太が決勝弾、1人退場も川崎F封印
[4.7 J1第7節 川崎F 0-1 町田 U等々力]
J1リーグは7日に第7節を行った。川崎フロンターレとFC町田ゼルビアの対戦は、町田が1-0で勝利。来週からパリオリンピックアジア最終予選に臨むU-23日本代表FW藤尾翔太が前半32分に決勝ゴールを挙げた。
川崎Fは前節・横浜F・マリノス戦(△0-0)から先発を4人変更した。DF佐々木旭とMF山本悠樹がスタメン復帰。MFゼ・ヒカルドとFW山内日向汰は初先発となった。4-3-3の布陣でGKはチョン・ソンリョン、4バックは左からDF佐々木旭、U-23日本代表DF高井幸大、DFジェジエウ、DF瀬川祐輔。アンカーはゼ・ヒカルド、インサイドハーフは左がMF山本悠樹、右がMF脇坂泰斗。前線3人は左から山内、FWエリソン、FW家長昭博が並んだ。
首位に立つ町田は前節・サンフレッチェ広島戦で初黒星。今節はDF鈴木準弥が先発復帰した。4-4-2の布陣でGKは谷晃生、4バックは左からDF林幸多郎、DFチャン・ミンギュ、DFドレシェヴィッチ、鈴木。2ボランチはMF仙頭啓矢とMF柴戸海。サイドハーフは左がMF藤本一輝、右がU-23日本代表MF平河悠。2トップはFWオ・セフンと藤尾となった。[両スタメン&布陣]
町田が序盤から積極性を見せ続ける。前半9分にはハイプレスが奏功し、山本のパスミスを誘発。ボールを拾った藤尾がそのまま敵陣PA内に入り込むが、GKソンリョンの飛び出しに阻まれた。
その後も川崎Fの攻撃を封じた町田は、前半32分に先制ゴール。GK谷からのビルドアップは林、仙頭につながり、最前線にスルーパスが出る。反応した藤本が相手守備陣の裏を突き、クロスを上げると、最後はファーサイドの藤尾が今季3ゴール目を押し込み、均衡を崩した。
先制点を奪われた川崎Fはさらにアクシデントが襲い、ジェジエウが負傷。前半35分に途中交代となり、DF大南拓磨が入った。同39分には山内がPA手前で相手選手をかわしながら右足を放つ。チームのファーストシュートはわずかにゴール左外に外れていった。
前半はそのまま町田が1-0のリードで折り返す。川崎Fはハーフタイムで2枚替え。ゼ・ヒカルドと山内を下げ、MF瀬古樹とFW遠野大弥が入った。
町田は前半の勢いのまま後半5分にゴールに迫る。藤尾のスルーパスに藤尾が反応して左サイドを突破。ボールキープからさらに左サイドを仙頭が走り、クロスを上げる。ニアサイドの大南に当たったボールをファーサイドの藤尾がヘディングシュートで押し込んだ。しかし、この得点は藤尾のパスを受けた藤本のオフサイドが認められ、ノーゴールとなった。
川崎Fは後半17分に決定機。左CKをショートコーナーから再開し、PA左の深い位置に脇坂が入り込む。角度のないところから左足シュートを放つが、GK谷のセーブに遭った。
後半21分、両チームが交代カードを切る。町田はオ・セフンを下げてFW荒木駿太を投入。川崎Fは家長に代えてFW小林悠が入った。
川崎Fは交代選手が躍動を見せる。後半26分、瀬川から縦パスが入り、小林が最前線に走り込むと、飛び出したGK谷に倒された。GK谷は決定的な得点機会を阻止したとみなされ、山本雄大主審からレッドカードが出された。
GKを欠く町田は3枚替え。鈴木、藤本、仙頭に代えて、DF奥山政幸、GK福井光輝、DF昌子源が出場し、3バックに変更した。川崎Fは獲得したFKでPA手前からエリソンが左足シュートを放つが、相手の壁に阻まれた。
町田が冷静に点差を守り切り、1-0で試合終了。2試合ぶりの勝利で今季5勝目を手にし、単独首位をキープした。
(取材・文 石川祐介)
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●2024シーズンJリーグ特集
J1リーグは7日に第7節を行った。川崎フロンターレとFC町田ゼルビアの対戦は、町田が1-0で勝利。来週からパリオリンピックアジア最終予選に臨むU-23日本代表FW藤尾翔太が前半32分に決勝ゴールを挙げた。
川崎Fは前節・横浜F・マリノス戦(△0-0)から先発を4人変更した。DF佐々木旭とMF山本悠樹がスタメン復帰。MFゼ・ヒカルドとFW山内日向汰は初先発となった。4-3-3の布陣でGKはチョン・ソンリョン、4バックは左からDF佐々木旭、U-23日本代表DF高井幸大、DFジェジエウ、DF瀬川祐輔。アンカーはゼ・ヒカルド、インサイドハーフは左がMF山本悠樹、右がMF脇坂泰斗。前線3人は左から山内、FWエリソン、FW家長昭博が並んだ。
首位に立つ町田は前節・サンフレッチェ広島戦で初黒星。今節はDF鈴木準弥が先発復帰した。4-4-2の布陣でGKは谷晃生、4バックは左からDF林幸多郎、DFチャン・ミンギュ、DFドレシェヴィッチ、鈴木。2ボランチはMF仙頭啓矢とMF柴戸海。サイドハーフは左がMF藤本一輝、右がU-23日本代表MF平河悠。2トップはFWオ・セフンと藤尾となった。[両スタメン&布陣]
町田が序盤から積極性を見せ続ける。前半9分にはハイプレスが奏功し、山本のパスミスを誘発。ボールを拾った藤尾がそのまま敵陣PA内に入り込むが、GKソンリョンの飛び出しに阻まれた。
その後も川崎Fの攻撃を封じた町田は、前半32分に先制ゴール。GK谷からのビルドアップは林、仙頭につながり、最前線にスルーパスが出る。反応した藤本が相手守備陣の裏を突き、クロスを上げると、最後はファーサイドの藤尾が今季3ゴール目を押し込み、均衡を崩した。
先制点を奪われた川崎Fはさらにアクシデントが襲い、ジェジエウが負傷。前半35分に途中交代となり、DF大南拓磨が入った。同39分には山内がPA手前で相手選手をかわしながら右足を放つ。チームのファーストシュートはわずかにゴール左外に外れていった。
前半はそのまま町田が1-0のリードで折り返す。川崎Fはハーフタイムで2枚替え。ゼ・ヒカルドと山内を下げ、MF瀬古樹とFW遠野大弥が入った。
町田は前半の勢いのまま後半5分にゴールに迫る。藤尾のスルーパスに藤尾が反応して左サイドを突破。ボールキープからさらに左サイドを仙頭が走り、クロスを上げる。ニアサイドの大南に当たったボールをファーサイドの藤尾がヘディングシュートで押し込んだ。しかし、この得点は藤尾のパスを受けた藤本のオフサイドが認められ、ノーゴールとなった。
川崎Fは後半17分に決定機。左CKをショートコーナーから再開し、PA左の深い位置に脇坂が入り込む。角度のないところから左足シュートを放つが、GK谷のセーブに遭った。
後半21分、両チームが交代カードを切る。町田はオ・セフンを下げてFW荒木駿太を投入。川崎Fは家長に代えてFW小林悠が入った。
川崎Fは交代選手が躍動を見せる。後半26分、瀬川から縦パスが入り、小林が最前線に走り込むと、飛び出したGK谷に倒された。GK谷は決定的な得点機会を阻止したとみなされ、山本雄大主審からレッドカードが出された。
GKを欠く町田は3枚替え。鈴木、藤本、仙頭に代えて、DF奥山政幸、GK福井光輝、DF昌子源が出場し、3バックに変更した。川崎Fは獲得したFKでPA手前からエリソンが左足シュートを放つが、相手の壁に阻まれた。
町田が冷静に点差を守り切り、1-0で試合終了。2試合ぶりの勝利で今季5勝目を手にし、単独首位をキープした。
(取材・文 石川祐介)
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