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いよいよ2012シーズン開幕!!柏・北嶋がゼロックス杯へ2012年初ゴール宣言

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 2012年シーズンの幕開けを告げる富士ゼロックススーパー杯が3日、東京・国立競技場で開催される。2011年Jリーグ王者の柏レイソルと天皇杯覇者のFC東京が激突する注目の一戦を翌日に控えた2日には都内で2012Jリーグキックオフカンファンレスが行われ、両チームの監督、選手が意気込みを語った。

 昨季、J1復帰初年度で初優勝という偉業を成し遂げた柏。就任3年目を迎えたネルシーニョ監督はJリーグチャンピオンとして臨むシーズンに向け「グアムキャンプでプランニングしていたことはすべて実行できた。手応えはつかんでいる。明日はシーズン前だが、大きなタイトルがかかった試合。期待感を持って臨みたい」と自信を見せた。

 J1連覇、初のACL制覇を目指す柏にとっての2012年最初のタイトル。FW北嶋秀朗は「レイソルが強くなっていくために大切なシーズン」と今季を位置づけ、その“景気づけ”としてのタイトル獲得に意欲を見せる。「ネルシーニョ監督の下、継続してきたことを出せるように。個人としては、FWなので、ゴールを目指してやっていきたい」と2012年初ゴールを誓った。

「ゴールを決めれば、うちのチームが有利になるのは間違いない。自分のために、チームのために、チャンスが来たときは決められるように準備したい」

 富士ゼロックススーパー杯に始まり、今季はJ1、ACL、さらにはナビスコ杯、天皇杯と過密日程のシーズンになる。初挑戦となるACLに向けては「最近、Jリーグ勢としてアジアのチャンピオンになっていない。レイソルとしてもチャンピオンを目指してがんばっていきたい」と意気込んだ。

「ACLという舞台はずっと第3者として見ていて、名古屋さんやガンバさんが何度も出ているのを見て、大変だなと思う反面、うらやましかった。その舞台に立てることを誇りに思う」。ACLの先にはクラブW杯もある。昨季は開催国枠での出場だったが、「昨年、あの舞台に立って見た景色や雰囲気は大きな経験になった。もう一度、あの舞台を経験したいし、去年のような枠ではなく、ACLで優勝して、アジアのチャンピオンとしてあの場に立ちたい」と、今度はアジア代表として世界の舞台に挑むつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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