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成岡2発などで福岡が4発快勝、徳島は7戦未勝利…

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[4.22 J2第9節 徳島0-4福岡 鳴門大塚]

 アビスパ福岡が4戦ぶりの勝利を手に入れた。敵地で徳島ヴォルティスと対戦し、4-0の完封勝利。ここ3戦勝ちなし(1分2敗)だったが、今季最多タイの4ゴールを奪うと3月25日の鳥取戦(4-0)以来、約1か月ぶりの白星を獲得した。一方の徳島は3戦連続の零封負けで7戦未勝利(2分5敗)の泥沼となってしまった。

 福岡が今季最多タイの4ゴールを沈めてみせた。まずは前半終了間際のロスタイム1分、MF末吉隼也の右CKはゴール正面でクリア。こぼれたボールを拾ったMF成岡翔のミドルシュートはDFに当たり、ゴール前左に流れた。これに詰めていたMF城後寿が反転して左足シュート。待望の先制点を手に入れ、1-0で前半を折り返した。

 後半に入ると、先制点を演出した成岡が躍動をみせる。後半18分、右クロスをPA右のMF鈴木惇がヒールで中央へ流す。これを受けた成岡が右足シュートを決めた。2点差に広げる。さらに3分後の後半21分だった。FW坂田大輔からのパスを受けた城後がDF3枚をかわし、シュートコースを見つけるとPA手前からミドルシュート。鮮やかな軌道を描いたボールはゴールネットを揺らした。3-0とダメを押した。

 福岡の勢いは止まらない。後半24分には成岡に代わって、MF木原正和を投入。すると同35分に木原がゴール。サイドチェンジから左サイドへ抜け出すと自らドリブルで駆け上がる。PA手前から迷わずに右足を一閃。鋭い弾道のミドルシュートはゴール右へ突き刺さった。今季大宮から期限付き移籍を果たしたMFが移籍後初ゴールを決めた。4-0で試合は終了。福岡が4戦ぶりの白星を収めた。

 試合後、先制点を決めた城後は「前の試合では1点を取ってから安心してしまっていた。きょうは2点、3点を取りにいこうといっていた。本当によかった」と大量得点での勝利を喜んだ。

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