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[全中]優勝候補を撃破! ファイナルは静岡学園と浜松開誠館の“静岡県勢”対決に…ともに2度目の日本一を懸けて激突

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 第53回全国中学校サッカー大会は21日、準決勝を開催した。

 静岡学園中(静岡)は2連覇を狙う神村学園中(鹿児島)と対戦。前半13分のFW川口煌来の得点で先制した静岡学園は、後半3分にMF小山颯太が追加点を挙げてリードを広げる。すると、1回戦から複数得点の大勝で勝ち上がってきた神村学園を1ゴールに封じ込め、2-1で勝利。決勝戦に駒を進めた。

 準決勝のもう1試合は、浜松開誠館中(静岡)と3大会連続準優勝の青森山田中(青森)が対戦。1-1で迎えた延長前半9分に浜松開誠館のFW田窪悠己が、この試合2ゴール目となる勝ち越し弾を決めて勝負あり。2-1で接戦を制し、ファイナル進出を決めた。

 1970年に第1回大会を行った全中は、今年で53回目。静岡県勢の優勝は、西益津中(70)、藤枝中(79、80)、観山中(82)、東海大一中(現東海大静岡翔洋中/89、92、93、94、96、97、98)、清水五中(91)と1999年以前は“サッカー王国”を証明する活躍を見せるも、2000年以降は常葉学園橘中(現常葉大橘中/03、10)の2回と浜松開誠館中(04)、静岡学園中(09)の1回ずつ。

 静岡県勢17回目の全中制覇。サッカー王国復活に向けて、ともに2度目の日本一を懸け、静岡学園と浜松開誠館があす22日開催の決勝で激突する。

【準決勝】
神村学園中 1-2 静岡学園中
青森山田中 1-2 浜松開誠館中

【決勝】
(8月22日)
[鶴岡市小真木原陸上競技場(天然芝)]
静岡学園中 10:00 浜松開誠館中

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