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[全中]神村学園が日章学園を圧倒して2年ぶり日本一!主将FW西村は全5戦連発!!

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[8.24 全中決勝 神村学園4-1日章学園 Pikaraスタジアム]

 第54回全国中学校サッカー大会の決勝が24日に行われ、神村学園中(鹿児島)が日章学園中(宮崎)に4-1で勝利し、2年ぶり2回目の優勝を飾った。

 九州王者はやっぱり強かった。九州勢はベスト4に3チームが残り、決勝も九州予選の再現となったが、神村学園がこの日も勝利した。

 前半から神村が得点して試合を優位に運んだ。クーリングタイム明け直後の前半22分に左サイドからエリア内に侵入したFW伏原俐空のシュートはわずかに枠右に外れていったが、同27分、MF奥田敦斗のスルーパスに反応したFW西村朋倭がGKとの1対1を制して、スコアを動かす。

 主将の今大会全5試合連続ゴールで先制した神村学園は前半アディショナルタイムにも右サイドからエリア内に入ったMF大浦貴晶がDF前田千楓に倒されてPKを獲得。これを大浦自らが決めて、前半だけで2点のリードを奪うことに成功した。

 しかしハーフタイムまでに2枚を代えるなど、リズムに変化を求めていた日章学園も後半に入ると反撃を開始。6分、左サイドでCKを獲得すると、ファーサイドで前田が頭で合わせて、1点差に詰め寄る。

 だがクーリングタイム明けの後半23分、DFラインが高くなっていた日章学園のDFラインの裏で受けた伏原が前に出てきたGKのコースを見極めて、右足でゴールに流し込んで再びリードを2点に広げる。

 さらに後半30分には右クロスを頭で豪快に合わせた西村のヘディング弾でダメを押した神村学園。今季の日章学園戦は5戦5勝と力の差をみせつけて、中学日本一の座に就いた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第54回全国中学校サッカー大会特集ページ
児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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