R・マドリー(スペイン)はバルセロナとの「クラシコ2連戦」を2連勝。最高の状態でマンチェスター・U(イングランド)との欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦(5日、マンチェスター)を迎える。

　4日の公式会見に出席したジョゼ・モウリーニョ監督が「明日、世界はこの試合を見るために90分間止まる。ラウンドの戦いというよりも決勝と呼んでも良いもの」と評したビッグマッチ。マンチェスター・Uはプレミアリーグで2位に勝ち点12差をつけて独走し、R・マドリーも最近12試合で1敗だけと好調チーム同士がCL生き残りを懸けてマンチェスターで激突する。

　勝つためにすべてを懸ける。R・マドリーによると、モウリーニョ監督は「セルヒオ・ラモスとシャビ・アロンソが出場停止にリーチだが、次ラウンドにマドリーが進出して彼らが出場停止となったとしたらそれは完璧だ。一番は突破する事だし、出場停止になっていないのに試合に出られないこと、敗退する事よりも良いことだ」。先のことを考えず、目の前の一戦に集中することを誓った。

　ホームでの第1戦は1-1ドロー。無得点では敗退となるR・マドリーだが、ライバル対決を連勝してきたチームには自信が満ち溢れている。指揮官は「選手が自信にあふれた状態で試合に挑めることはポジティブな事。出来る事なら今日にも試合がしたい」と話し、MFシャビ・アロンソは「マドリーが喜び、ベスト8進出を手にすることを望んでいる」と言い切った。10度目の欧州制覇を狙うR・マドリーが最難関を突破する。

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