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パリSG会長がレアル戦後に激怒「お前を殺してやる!」

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パリSGのナセル・アル・ケライフィ会長

 パリSGのナセル・アル・ケライフィ会長が9日に敵地で開催されたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦のレアル・マドリー戦後、暴言を吐いたようだ。スペイン『エル・パイス』など複数メディアが報じている。

 2月15日にホームで行われた第1戦を1-0で制していたパリSGは、前半にFWキリアン・ムバッペのゴールで先制。しかし後半に入ると、ミスも絡んでFWカリム・ベンゼマにハットトリックを許し、2試合合計2-3の逆転負けでベスト16敗退となった。

 報道によると、アル・ケライフィ会長はベンゼマがGKジャンルイジ・ドンナルンマにプレッシャーをかけてパスミスを誘発した1失点目のシーンで、ファウルがあったと主張。試合が終わった直後に審判団のドレッシングルームに乱入し、抗議したという。

 そしてレアルのスタッフがその様子を携帯電話で撮影すると、アル・ケライフィ会長は同スタッフに「お前を殺してやる!」と叫んで襲いかかろうとしたと伝えられている。

 最終的にアル・ケライフィ会長は警備員から連れ出され、スポーツディレクターのレオナルド氏がスタッフに撮影した映像を削除するよう頼んでいたとのことだ。

 ベンゼマの1点目に関しては、マウリシオ・ポチェッティーノ監督も「明らかなファウルによって決められたゴールに大きな不公平感を抱いている」と不満を口にしていた。

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