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「完全に自信を失った」「チェルシーでプレーできない理由もわかる」…決定機逸のルカクに厳しい声

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チェルシーのFWロメル・ルカク

 チェルシーFWロメル・ルカクに対し、コメンテーターから厳しい意見を述べている。

 6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝ファーストレグで、レアル・マドリーをホームに迎えたチェルシー。カリム・ベンゼマの2ゴールで2点を先行されたチェルシーは、前半の内にカイ・ハバーツが1点を返す。しかし後半開始早々にベンゼマのハットトリックを許し、そのまま1-3と敗れた。

 この試合で64分からピッチに立ったルカクだが、ゴール前フリーで訪れた決定機を頭で押し込みきれないなど、期待された得点を奪えず。現地では厳しい批判も上がっている。

 そして、現役時代にチェルシーでもプレーしたトニー・カスカリーノ氏は『talkSPORT』に対し、「今のロメル・ルカクは何なのか、本当にわからない。自分の試合に対する自信を完全に失ってしまった選手だと見ている」と指摘した。

 一方、CL優勝経験を持つ名将ファビオ・カペッロ氏はイタリア『スカイスポーツ』に対し、「ルカクが入ってきても、チェルシーは彼にクロスや高い位置でキープするためのボールを送らなかった。マンチェスター・シティのように地上でのパスワークでプレーしてきたし、やり方を変えるプランBもない。ルカクがこのチームでプレーしない理由も理解できるよ」と、戦術上チームにフィットしていないことを指摘した。

「ルカクは別のタイプのプレーをしなければならない。カウンター時にも目立ったミスがあった。イタリアでは、おそらく彼は実力以上の評価をされている。チェルシーでは異なるキャラクターの選手の中で、またも適応することができなかった」

 チェルシー史上最高額で今季復帰したルカクだが、今季は公式戦36試合で12ゴール。シーズン途中にはその発言が問題視されて試合から外されることも合ったなど、厳しい戦いが続いている。

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