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「見ていると楽しくなる。日本の選手はサッカーが上手い」セルティックの“日本人組”を警戒するライプツィヒ監督

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ライプツィヒ指揮官が“日本人組”を警戒

 ライプツィヒは、5日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でセルティックをホームに迎える。マルコ・ローゼ監督は前日の記者会見で、相手の日本人選手たちへの警戒心を露わにした。

 開幕節シャフタール戦(1-4)に続き、第2節レアル・マドリー戦(0-2)も落とし、グループFの最下位に沈むライプツィヒ。5日に行われる第3節では、レアル・マドリーとの初戦に敗れ、第2節シャフタール戦は1-1で引き分けた3位のセルティックと対戦。シャフタール戦大敗後にライプツィヒ新指揮官に就任したローゼ監督だが、FW古橋亨梧やFW前田大然、MF旗手怜央と特に日本人選手たちを警戒するようだ。

 同監督は会見で、アンジェ・ポステコグルー監督率いるセルティックのサッカーについて、「オン・ザ・ボール、オフ・ザ・ボール問わず、非常にアクティブなサッカーをプレーするチームだと思う。アクションにスピードを加え、モチベーションも高い」とコメント。「見ていて楽しいサッカーだ。本当にそう言わざるを得ない。攻撃的なアプローチで、明確なプレーアイデアを追求しているからだ」と語ると、「彼らのスカッドには3人の日本からやって来た選手たちがいる。彼らを見ているとすごく楽しくなる。とにかく、とても活発なプレーをする相手と対戦することになるが、我々はもちろんそれに立ち向かって戦わなければいけない」と強調した。

 すると現地メディアの記者は、「日本代表選手が3人ということで(ドイツ代表指揮官)ハンジ・フリックにとっても興味深い試合となるのでは?」と前置きしつつ質問。古橋と旗手によるゴールでセルティックが2-1での勝利を収めた1日のスコティッシュ・プレミアシップ第9節の試合、「マザーウェル戦を見て特に日本人たちに注目したが、1対1に入ることが多く、ミドルを放つなどとても個性的なプレーをする印象を受けた。それに対して準備をするのは可能なのだろうか」と聞いている。

 ローゼ監督は「もちろん、チームにはそれぞれの特徴を伝えている。個人技で勝敗が決まることだってあるからね」と返し、さらにザルツブルク時代に出会ったFW南野拓実を引き合いに出しながら次のように続けている。

「セルティックのサッカーにおいて、どれほど特徴づける存在となっているのかは際立って目につくことだろう。何度もマークを上手く外し、小柄で素早く、相手にとって厄介で、1対1にも強いプレーヤーたちだ。以前、数年間タクミ・ミナミノといった日本人選手を指導したが、彼もまるで同じスタイルを体現していた。日本からやって来ている選手たちは素晴らしいメンタリティを持つ上、サッカーが上手いんだよ」

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