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大逆転でのCLベスト8進出なるか…リバプールのクロップ監督「1%でも可能性があるなら試したい」

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逆転を目指すユルゲン・クロップ監督

 リバプールは15日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦でレアル・マドリーのホームに乗り込む。試合に向けたユルゲン・クロップ監督のコメントをアメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えた。

 2月21日にアンフィールドで行われた第1戦は、2点を先行しながら2-5で逆転負け。第2戦では3点差をひっくり返さなければならない。クロップ監督は厳しい状況であることを認めつつ、逆転へのわずかな可能性を信じている。

「(2-5で敗れた)3週間前の試合後に私が言ったことは、マドリーが次のラウンドに進むということだった」

「しかし3週間経って、試合があることは分かっているし、もし1%でも可能性があるのであれば、試してみたい」

「この部屋(記者会見場)にいる100%の人々が、我々にチャンスはないと思っている。もし、私だけが少しはあると思っているのなら、それはそれでいい」

「相手はレアル・マドリーだ。しかも3点差をつけられている。クリスマスのプレゼントを望むわけではないが、我々に失うものは何もない。我々にあるのは、少しの希望とチャンスだけだ」

 リバプールはレアルに第1戦で敗れた後、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で7-0という歴史的大勝を収めた。一方、直近の試合では最下位ボーンマスに0-1で完封負け。調子の波の大きさが目立っている。

「もし私たちがネガティブな意味で自分たちを驚かせることができるなら、ポジティブな意味でも驚かせることができるはずだ」

「もし私たちの調子がアップダウンしているなら、明日(15日)はまたアップするはずだ。私たちは試合に勝つためにここにいる。しかし勝つためには、極めて良いプレーをし、最大限のパフォーマンスを発揮しなければならない」

「失うものは何もない。失うものが全てあるよりはましな状況だ。しかしサッカーの試合では負けることもある。今季も何度かそういうことはあったが、私たちは負けることが好きではない」

 全てのことが起こり得ると改めて強調したクロップ監督は「極めて強い相手と戦うことになるが、勝ちを狙いにいく。難しいが、可能性はなくはない。どうなるかはやってみないと分からない」と闘志を燃やした。

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