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レアルのアンチェロッティ監督、2-0勝利もチェルシーを警戒「来週あらゆることをやってくる」

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試合を振り返ったカルロ・アンチェロッティ監督

 レアル・マドリーは12日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦で本拠地サンティアゴ・ベルナベウにチェルシーを迎え、2-0で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督の試合後のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 昨季王者のレアルは前半21分、DFダニエル・カルバハルからの浮き球パスにゴール前のFWビニシウス・ジュニオールが左足で合わせると、GKに弾かれたボールをFWカリム・ベンゼマが押し込み、幸先よく先制した。

 相手が退場者を出したあとの後半29分には、左サイドのショートコーナーからペナルティエリア左のビニシウスが中央へパス。FWマルコ・アセンシオが左足でネットを揺らし、そのままレアルが2-0で逃げ切った。

 記者会見に出席したアンチェロッティ監督は「我々は完璧な試合をした。序盤は苦しんだが、目標はリードすることであり、我々はそれを手にした」と語り、次のように続けている。

「向こう(敵地での第2戦)では苦しまなければならない。なぜならチェルシーはとても良いチームで、とても良い選手たちがいるし、もう90分戦わなければならないからね」

「相手が10人になったところで、もう少し押し込めたかもしれないと考えられなくもないが、11対11の時に我々はしっかりと戦い、最後にはエネルギーと輝きが欠けていたと思う」

 数的優位になってからの戦いにわずかな後悔をにじませた指揮官は「それでも満足して帰らなければならないし、あと90分残っている。スタンフォード・ブリッジでこの試合を繰り返さなければならない。なぜならチェルシーが来週、あらゆることをやってくるということを我々は分かっているからね」と18日の再戦に向けて気を引き締めた。

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