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ミランはGL突破お預け…AEKアテネとの対戦はスコアレスドロー

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[11.2 ELグループリーグ第4節 AEKアテネ0-0ミラン]

 ヨーロッパ・リーグ(EL)は2日、グループリーグ第4節を行い、首位・ミラン(イタリア)は敵地で2位・AEKアテネと対戦し、0ー0で引き分けた。首位のミランはこの試合の勝利でグループリーグ突破を決められたものの、結果はドロー。決勝トーナメント進出は次節以降に持ち越しとなっている。

 3試合を終えて2勝1分の勝ち点7でグループ首位に位置するミラン。10月28日のセリエA第11節・ユベントス戦(0-2)からスタメンを6人を変更し、リーグ戦2試合の出場停止明けとなったDFレオナルド・ボヌッチが3バックのセンターに入る。中盤はMFリカルド・モントリーボがセリエA第3節・ラツィオ戦(1-4)以来の先発復帰。最前線はFWアンドレ・シウバとFWパトリック・クトローネが2トップに入り、3-5-2の布陣を敷いた。

 ミランは最後方から攻撃を組み立てるが中盤でカットされ、前線へとつながらない。逆に奪ったところからAEKアテネがカウンターを仕掛け、前半14分にはDFエウデル・ロペスがPA左から左足シュートを放つが、GKジャンルイジ・ドンナルンマがセーブしてピンチを防ぐ。ミランは前半44分、ボールを運んだボヌッチが苦しまぎれに放ったロングシュートのみで攻撃を終え、0-0で前半を折り返した。

 攻撃の形をつくれないミランは後半からクトローネに代えてMFスソを投入。モントリーボが下がってMFマヌエル・ロカテッリとダブルボランチを組み、MFハカン・チャルハノールとスソを2列目に、最前線にA・シウバを配置する3-4-2-1にシステムを変更した。

 スソ投入で勢いづいたミランは後半11分、PA手前のスソが右サイドのチャルハノールにスルーパスを送ると、そのままスライディングでクロスを上げる。ニアサイドに詰めたDFアレッシオ・ロマニョーリが押し込むも相手GKに阻まれた。直後の同12分にはロマニョーリからスルーパスを受けたモントリーボがPA右から右足シュートを放つが、ゴール左ポストを叩いた。

 後半22分にはロカテッリに代えてMFフランク・ケシエを投入。同23分には中盤のスソから浮き球パスを受けたA・シウバがPA左からオーバーヘッドキックを放つがミートせず。一方、AEKアテネは同24分にMFロドリゴ・ガロがPA手前から右足シュートを放つが、ドンナルンマが正面でキャッチした。

 ミランは後半35分にA・シウバに代えてFWニコラ・カリニッチを投入したが、スコアは動かずに0-0で試合終了。2位・AEKアテネとの勝ち点差2のまま、グループリーグ突破は次節以降に持ち越しとなった。次節は23日、ホームにてオーストリア・ウィーンと対戦する。

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