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“ラストチャンス”の声にモンテッラ「心配ない。収穫に備え種まきが必要だった」

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ビンチェンツォ・モンテッラ監督がミランの現状を語る

 ヨーロッパリーグ(EL)第4節AEKアテネ戦を翌日に控え、ミランの指揮官ビンチェンツォ・モンテッラは1日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。

 ミランはセリエAにおいて1カ月ほど白星から遠ざかっていたが、25日のキエーボ戦(4-1)でようやく勝利を手にした。しかし28日に行われた王者ユベントスとの対戦では、FWゴンサロ・イグアインにドッピエッタ(1試合2得点)を許し、0-2で敗戦。ELにおいては前節、AEKアテネをホームに迎えスコアレスドローに終わったが、首位のミランはもし次戦に勝利することができれば突破を決めることができる。

 「また良いプレーをすることで勝利も転がってくることを期待する。全く心配していない。3日おきの試合はこれで6試合目になる。ターンオーバーは避けられない。これが私の最後のチャンスだと考えている人が多いようだが、十分戦えるメンバーがいると思う。勝利すれば一足先に突破を決めてリーグ戦に集中することができる」 

 リーグ戦で8位と苦戦していることに関して、「時間をロスしてなどいない。チームが変わる際は時間がかかる。将来、収穫できるように種を蒔くことが必要だった」と説明。今後、ミランが飛躍するための土台作りであることを強調した。

 主将のDFレオナルド・ボヌッチジェノア戦で退場処分を受けたため、直近の2試合は出場停止となり、ベンチから見守った。

 「ボヌッチは元気だし、回復している。ベンチで苦しんだことが効いたようだ。ミランの現在そして将来にとって、彼は付加価値の存在となるはずだとの考えを変えていない」

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