beacon

ソシエダがEL3連勝で堂々の首位キープ!! 久保建英は加入後初のフル出場

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF久保建英

[10.6 ELグループE第3節 シェリフ0-2ソシエダ]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は7日、グループリーグ第3節を行い、MF久保建英所属のソシエダ(スペイン)はシェリフ(モルドバ)に2-0で破った。久保は左サイドや2トップ、トップ下のポジションを時間帯に応じて担い、加入後初のフル出場を果たした。

 昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で王者レアル・マドリーをグループリーグで破るなど、欧州の舞台で着実な存在感を誇るモルドバ王者のホームに乗り込んだソシエダ。R・マドリーから完全移籍で加わった久保はリーグ前節ジローナ戦(○5-3)から中3日ながら先発し、左サイドハーフに入った。

 試合はソシエダがボールを握る時間が長かったものの、優勢を保ったのはシェリフ。左ウイングバックのMFラシード・アカンビが何度も強烈な突破を見せ、ソシエダ守備陣に脅威を与えていた。

 対するソシエダはFWアレクサンデル・セルロートのポストプレーやMFダビド・シルバのFKでゴールを狙ったが、決定打には至らず。前半33分には右サイドを走った久保のクロスが相手の股を抜け、ゴール前に届くも、MFブライス・メンデスのシュートはゴールマウスを外れ、0-0でハーフタイムを迎えた。

 それでも後半は久保が2トップ気味の位置でプレーするようになり、徐々に前に出られるようになると、7分に試合を動かした。D・シルバと久保のテンポの速いパスワークで中央エリアを打開し、左に開いたセルロートに渡すと、マイナス気味のパスからD・シルバがミドルシュート。針の穴を通すようなコントロールでゴール左上を撃ち抜いた。

 なおも勢いを止めないソシエダは後半16分、DFアレックス・ソラが敵陣右サイドの深い位置でドリブルを仕掛け、MFムサ・キャブーの2枚目のイエローカードを誘発。ソシエダは数的優位で戦うことになった。さらに同17分、これで得たFKをB・メンデスがインスイングでゴール前へ。ニアで合わせたDFアリツ・エルストンドのヘッドで2点目を奪った。

 後半20分すぎにはD・シルバが負傷交代するアクシデントもあり、攻撃陣を次々に入れ替えたソシエダ。それでも久保はピッチに立ち続け、守備のタスクもしっかり担った。そのまま試合はタイムアップ。ソシエダはマンチェスター・U、オモニア、シェリフとの一度目の対戦を3連勝で終え、プレーオフラウンド進出に向けて大きく前進した。

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2022-23特集
●ヨーロッパリーグ(EL)22-23特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

TOP