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昨季ECL王者ローマが今季はEL決勝進出!! シュート1対23も逃げ切り成功、モウリーニョ体制で欧州タイトル連覇に王手

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ジョゼ・モウリーニョ監督(写真左)

[5.18 EL準決勝 ローマ 0-0 レバークーゼン]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は18日、準決勝第2戦を行い、ローマ(イタリア)がレバークーゼン(ドイツ)を2戦合計スコア1-0で破り、UEFAカップ時代の1990-91シーズン以来の決勝進出を果たした。31日に行われる決勝戦では昨季のUEFAカンファレンスリーグ(ECL)に続く2シーズン連続の欧州タイトル獲得をかけ、セビージャ(スペイン)と対戦する。

 ホームでの第1戦を1-0で制したローマは前半2分、MFロレンツォ・ペッレグリーニが果敢にシュートを狙ったが、これが枠を外れると、そこからは一方的にレバークーゼンのペースで試合が進んだ。

 最初のビッグチャンスは前半12分。こぼれ球を拾ったMFジェレミー・フリンポンの縦パスをFWサルダル・アズムンが落とし、MFフロリアン・ビルツが長い距離のスルーパスを送ると、抜け出したFWムサ・ディアビが右足で狙う。だが、これはクロスバーに弾かれた。

 その後もレバークーゼンが一方的に攻め立て、立て続けにMFケレム・デミルバイがエリア外からのシュートを放つが、いずれもGKルイ・パトリシオが阻止。ゴール前に人数をかけて守るローマのゲームプランどおりにスコアレスで試合が進んだ。

 後半も引き続き流れは変わらず、20分過ぎにはアズムンに立て続けにチャンスが訪れるも、パトリシオを脅かすには至らない。さらに後半36分、MFアミン・アドリのシュートがDFクリス・スモーリングに当たってエリア内にこぼれ、アズムンが右足で狙ったが、わずかに枠を外れた。

 結局、0-0ののまま試合はタイムアップ。シュート数は1-23と大きく劣勢だったローマが第1戦のアドバンテージを守り切り、決勝戦への切符を手にした。ジョゼ・モウリーニョ監督は就任1年目の昨季のECLに続き、2シーズン連続でタイトルに王手をかけた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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