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EL日本人対決は町田浩樹に軍配! ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズが遠藤航先発のリバプールに2-1勝利

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MFカメロン・プエルタス

[12.14 ELグループリーグ第6節 ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ 2-1 リバプール]

 UEFAヨーロッパリーグは14日、グループリーグ第6節を開催した。E組3位のロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ(ベルギー)はホームで首位リバプール(イングランド)と対戦。2-1で勝利した。日本代表DF町田浩樹はフル出場、MF遠藤航は前半のみの出場となった。

 グループ2位で決勝トーナメントプレーオフ進出を狙うロイヤル・ユニオン・サンジロワーズと、すでにグループ首位突破が決まっているリバプールの一戦。試合は立ち上がりからホームチームがアグレッシブな攻撃を見せた。

 前半10分にはMFノア・サディキがペナルティエリア手前から果敢に狙うと、同29分にはFWグスタフ・ニルソンが右サイドを抜け出してそのままゴール方向へ持ち込む。しかし、シュートはGKクィービーン・ケレハーの体を張ったセーブに遭った。

 すると前半32分、ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズは右サイドからカウンターを仕掛けると、FWモハメド・エル・アミーン・アムーラがハーフウェーライン付近に敷かれた相手の最終ラインを突破。ドリブルでペナルティエリア内に侵入し、ケレハーを抜いてゴールを決めた。

 1点ビハインドのリバプールは試合開始からパスで組み立てて前進を図るも、ゴールが遠い。それでも前半40分、右サイドのコーナーキックからボールが入ると、DFジャレル・クアンサーがボックス内で収めて右足でネットに突き刺した。

 勝利が絶対条件のロイヤル・ユニオン・サンジロワーズは、試合を振り出しに戻されるもすぐさまリードを手にする。前半43分、左サイドでボールを受けたアムーラがインサイドを駆け上がって来たMFカメロン・プエルタスに預けると、2タッチ目でシュート。ニアサイドに流し入れて勝ち越しに成功した。

 試合はロイヤル・ユニオン・サンジロワーズの1点リードで前半を折り返すと、リバプールはハーフタイムで2枚替え。遠藤、DFイブラヒマ・コナテを下げてDFジョー・ゴメス、MFライアン・フラーフェンベルフをピッチへ送り込んだ。

 後半もホームチームのペースで試合が進むと、リバプールは攻守に苦戦。先頭に入ったFWコーディ・ガクポにうまくボールが入らず、守備に回る時間帯が続いた。

 するとロイヤル・ユニオン・サンジロワーズは後半17分、右サイドのスローインから試合を再開させると、ボールがMFラザール・アマニの元へ。ペナルティエリア内に持ち込み、最後はプエルタスがシュートを決めたが、その前にアマニにハンドがあったとして得点は認められなかった。

 交代を使いながら反撃を試みたリバプールだがゴールは遠いまま。ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズは2-1で逃げ切ったが、同節でE組2位のトゥールーズ(フランス)が勝利したため、3位でUEFAヨーロッパカンファレンスリーグの決勝トーナメントプレーオフに回ることになった。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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